雨にも負けず 風にも負けず・・・
宮沢賢治の有名な詩です。
小学校か中学校の教科書にのっていた記憶がありますが、嵐のある日、この詩が頭にうかび、宮沢賢治の意志のすごさを感じました。
荒々しい木々を感じ心が落ち着かなったり、鈍よりとした雨に重苦しさを感じたり、体はもちろん心も自然界に降り廻されている自分を情けなく思っていた時期がありました。
そう雨にも、風にも勝ち負けを感じていた私。
日常の中で戦いしかしていなかった私は、いつしか自然とも戦っていました。
偉大なる自然界に心を委ねる方法・・・
それは自然を知る事だと思ったのです。
そう・・・
雨を感じ、風を訊くこと。