我々は様々なリズムの中で

生活を営んでいる。

 

その一つが曜日。

 

 

曜日を意識し始めたのは保育園。

それ以降、小中高大と続き、

会社員となりより一層濃く

このリズムの中で過ごしてきた。

 

曜日が最初に日本に伝わったのは

平安初期。

 

六曜(先勝、友引、先負、仏滅、

大安、赤口)のような吉凶判断の

一助に用いられていたらしいが、

一般的には普及していない。

 

商品経済が発展した江戸時代ですら

何日かが分かればよいということで

七曜は日常生活で用いられなかった。

 

七曜が日の目をみたのは

明治5年(1872)グレゴリオ暦

つまり太陽暦の導入以降である。

 

一般的になるのは官庁職員勤務に

週休制を導入し日曜日を休日にした

明治9年からである。

 

では、

曜日は何曜日から始まるか?

 

調べてみた。

 

各国まちまち。

 

日曜日:日本、米国、中国、韓国等

月曜日:ヨーロッパ各国

    (ポルトガル等除く)

 

日本の労働基準法も日曜日始まりが

ベースになっているらしい。

 

個人的見解を述べると、

月曜始まりの方が生活リズムに

合っている。

 

朝起きた時 「よっしゃ!」と

気合を入れるのは決まって

月曜日なんだから。

 

日曜日の夕方

「お魚くわえたドラ猫…♬」

を聞いた瞬間、週末の終わりを意識し、

大河ドラマの時は悲しいかな

来週の予定が頭をよぎるのである。

 

このパブロフの犬的リアクションを

客観視すると月曜始まりが妥当

であろう。

 

と絶対的自信をもって私見を述べたが、

月曜始まりは1974年からだという。

結構新しい…。( ゚Д゚)

 

日曜始まりは宗教的背景が強いらしい。

つまり、人間の体のリズムに

より合っているのかもしれない。

 

曜日の始まりはともかく、

私は想像する。

 

将来退職し毎日が日曜日になった時、

曜日の呪縛から完全に逃れることが

私はできるのだろうか?

 

サザエさんを観ても

ストレス値がピクリとも動かぬ

人間になれるのだろうか?

 

そういう自分を客観視するのが

愉しみである。