昨日まで三連ちゃんで東京と小田原を往復してました。もはや通勤などをしなくなって11年経つので些か疲れました。
通勤というのはこんなに体力を使うのか?と思います。
昨日は東京の有明にある武蔵野大学サスティナビリティ学科にて講演しました。


皆さん講演のエッセンスはしっかりと認識してくれていたようでした。


ソーラーシェアリングによるまちづくりを推進するための具体的なアクション
です。
幾つかの素晴らしい提言も頂きました。
●アップサイクル木材を活用した木製架台
●投資家がソーラーシェアリングに直接投資する仕組みを構築する
●災害時にソーラーシェアリングのエネルギーが利用できる事を理解させる仕組みを構築する
●下部農地での作物収量が問題ないことのエビデンスシステムの構築
などなど
他にも、まちごと一体として取り組めるソーラーシェアリングの推進
→だから私は小田原で行政計画の最上位モデル概念である総合計画にソーラーシェアリングをしっかりと位置づけるという動きをしたこと。
ソーラーシェアリング推進のための税制優遇
→小田原では条例で地域主導型に認定された発電所は最長10年、普通でも3年は固定資産税の減免を受けられる制度を作っている
という補足説明などをしました。
久しぶりに東京駅を中心にこの3日間は動いてました。

それをエネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議の事務局、事務局長として事務局業務を行い、ある意味、お金をもらいながら、私を導いてくれた数多の先達の皆さんのおかげで知識と経験と知恵、そして何よりネットワークを授けてもらったからこそ
今こうして偉そうにまちづくりについて語れるんだよな…。
それこそ今から14年前ここで大粒の汗を流しながら事務局をやってた時からまだそんなもんしか経ってないわけで
初心忘れるべからず
だし
こうした、私からしたら当代随一と言っても良いような、自分だけの経験では絶対に出会えないようなネットワークをもたらしてくれた皆さん
特に、人生の師匠であり今は心ならずも袂を分かってしまった人には感謝しないといかんな
とも感じてました。
あんなヨチヨチ歩きだった自分が、今や神奈川県で最大のソーラーシェアリングを所有するまでになり、
食(農業)とエネルギーで飯が食えていける実績を構築する事が出来たんだな、と改めて深く感慨に浸ってました。
車窓から見えた東京の銀座、有楽町、豊洲の景色というのはやはりギラギラしていて、
欲望の街だな
とも改めて感じました。
だからこそ一獲千金、仕事や金を求めて若い人たちがたくさん集まってくるんだな=地域や地方から人がどんどん若者が流失して衰退してしまう、とも感じました。
あれ程の人が集まる事もまた異常だし問題だとも感じましたけども。
自分を見つめ直すには良い機会でしたね。
さて、昨日、仲間から自民党のメガソーラーに関する規制の提言なるものが政府に提出されたという情報をもらいました。
営農型については従来の路線が踏襲されている記述であり

「3.地域共生型への支援重点化」の中の「具体的項目」に上げられていて、
むしろ支援重点化対象の扱いのようにも読めるなという中身だと。
詳しくはこちら↓
https://www.jimin.jp/news/information/212123.html
率直にコバホークの政調会長就任でどうなるか?と思いましたが
一定程度バランス感覚を持った提言になってもいるのでそこはよかったな、と正直ホッとしてます。
これから来年の通常国会でどんな法案が出てくるか?注視しなければなりませんが
引き続きやれる範囲で政策を作る方々にロビー活動をすると共に
足下の現場で国政をも動かすソーラーシェアリングやエネルギーの地産地消の
『小田原モデル』
が構築できるように取組を研ぎ澄ます実践をより厚みを増して積み重ねてまいりたいと考えています。
