負担金を支払う | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』

昨日、東電から負担金の請求が来ました。

 

来る来ると聞いていたのですが、なかなかこなかったので

 

「督促」

 

して、昨日の16:00に入金。

 

62万2053円

 

電柱を立てない割には高い(電柱一本立てると80万円程度)。

 

普通なら接続負担金は数万円程度の案件ですが

 

これだけおおもめにもめた場所ですので、

 

当初は技術的にそこの電柱につなげられない

 

と言われたところが、つなげられることになったので

 

その分だと思えばいいのですがね。。。

 

いずれにしても

 

これで、系統へ接続できない

 

つまり

 

電気が売れない

 

借金だけ返すことに陥る

 

ということはなくなりました。

 

倒産が回避されました。

 

系統への接続の問題は根本的な問題として全然解消されていません。

 

いくらお上にいっても全然改善されないといっていいほど改善されません。

 

ここは再エネを広げるときに一つ大きな関門です。

 

もう一つは、投資回収期間です。

 

営農型はコストが依然高い。今は

 

補助金がないとできない事業

 

です。

 

この補助金相当分を電気料金に転嫁すると

 

最低でも現状12円での買取から3円から6円引き上げることが必要です。

 

つまり1KWあたり15円から18円程度まで引き上げてもらえると補助金なしでもやれます。

 

そういうところへの制度設計をしないと営農型は広がりません。

 

補助金がなければできない事業というのは

 

持続不可能な事業ですからね。

 

融資も含めた資金調達のしにくさも課題です。

 

この辺りは一向に実務では改善されません。

 

さて、うちの発電所はこれで残りは

 

いつ系統接続の工事をして、売電が開始されるか?

 

に焦点が移ります。

 

二月末からは借金の返済も始まります。

 

早く売電を開始してくれないと困ります。

 

本日は施工会社に工事費の残金950万円を支払います。

 

今回の発電所は農協さんのアグリマイティー資金を活用しました。

 

とてもいい融資制度です。

 

農協が本腰を入れて営農型に参戦してくれたらとてもいいんですけどね。

 

個々が出来ないところが今の営農型がおかれている現状を如実に表現しています。