昨日、先日、閉店を発表し事業の清算を発表された杉兼さんに行って来ました。
小田原箱根商工会議所の3階にある日本政策金融公庫に用事があり、その時に同じ並びなので寄りました。
昨日は新しく開成町に取得した土地の登記申請手続きを司法書士になど任せずに自分で書いてしまい
二宮の登記所に提出して登記手続きが完了した日でもあり、また井上酒造さんと打合せをして20歳の入澤くんを入社させることで正式に合意した日でもあり
更にソーラーシェアリング6号機の建設をする土地の上に地上権を設定する契約書を取り交わす必要があり、
その地上権設定契約書の取交しが正式に終わった日でもあり
その合間での訪問というバタバタの感じでの訪問でした。
身分を明かさずに行ったら
小山田さんですよね?
といわれ…
コメントありがとうございました…
そう言われて…
ホントに残念です…
そう、伝えました。
同じ経営者として、どれほど断腸の思いだったかは想像にかたくありません…
経営者から、どういう経緯で店を閉めると決断したか?を聞きました。
資金繰りが特段悪化したわけでもなく、様々なことを総合的に考えてのことなんだとわかりました。
ただ、業界全体として、日本の伝統産業の1つではありますし、かまぼこの需要は下がり続けてます。
そんな中で、会社の将来を考えての清算という決断はホントに辛いだろうな…
私たち地元の消費者もいけないとおもうんですよね…
僕もこんな事があるまで杉兼さん1度も行きませんでした。ご縁がなかったわけですが、もっと知っていたらもっと行っていたと思います。
自分の買物行動への深い反省をせずにはいられませんでした…
安いことが全て
そのあなたが出すお金がどう回っているか?ほとんどのお金は全部、東京に吸い取られ、場合によれば海外に吸い取られ
地域には何も残らない
そーいう金の使い方をしてるから地場の伝統産業がなくなるわけです
地域全体でお金を循環させることに本気で取り組まなければなりません…
地域経済循環です。
私がエネルギーを地元に注がれる太陽を使って発電して作るのは、エネルギーなんてほとんど中東に依存して
お金のダダ漏れ
が起きてるからにほかなりません。
地域でエネルギーを作ることで地域経済循環を促す…そのことで地域経済を活性化させる動きが
営農型太陽光発電
のもう一つの役割です…
僕はその事にポリシーを持ってやってます。信念をもってやってます。
そのことで社会を良くしようと思ってやってます。決して自分だけ儲かればいいという気持ちでなどやってません。
生きていくに必要な最低限の金は稼がなければならない…そういうことです。
杉兼さんの閉店、会社の清算という出来事を見て、改めて地域の人達が地域の地場産業をどう守り紡いでいくべきか…
自分たちのお金の使い方をもっと考えるべきだ…ということを啓発すべきだし、
私の行動をもっともっとエッジかけていくべき…と決意を新たにしました。
かまぼこなどを買いました。閉店まで1ヶ月あります。ちょくちょく訪れて買いまくるつもり(笑)
でも、そんなの
焼け石に水ですからね…
だけど、買います…
買うことは消費者の誠意を見せることです…
これまで90年近く暖簾を守ったことに対するリスペクトを買うことを通じて示す…
そして、こーいう地元の伝統産業をどう地域が守って行くべきか?小さな存在ではある個々人がやれることはないか?
真剣に考えるべき
です…
素晴らしい手ぬぐいを
もらいました!!!