僕の指導は昭和的でハラスメント風かもしれない | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』

最近、厳しい指導というものが十把一絡げにされてダメなもの…とされるきらいがあります。


いわば、ハラスメントだ


という主張が繰り返されて、そーいう指導ができにくくなっている…


と思います。


セクハラ、パワハラ、アルハラはダメだ、という過度な対応が大人たちに見られ


昔あった、厳しさとかお節介さは影を潜めた。


本来、伝承させなければならない様々なことが伝承させられない。





最近の若いのは、根性が基本的にないし、勉強してないし、努力しないのが多い…


指示待ち人間が多いし、指示をしなくてもやれるなんて人間は多くない


マイペースといえば聞こえはいいが、マイペースというよりは、自分勝手なペースともいえる…


とても社会では通用しない人間を育ててるのが今の家庭教育であり、学校教育でもある…


加えてOJTと言われる職業教育でさえ、ハラスメントを恐れて、当たり障りのないことばかり教える


これじゃ精神軟弱な社会不適用者を社会で大量に育ててると思います。


やっぱりね、仕事って厳しいんです…自分で努力できる人間はそんなには厳しくしなくて良い、と思います。


自学自習できる人にまでパワハラみたいに教える必要は全くありません…


しかし、


基本の構え


が出来てない人に対して同じように教えるのは指導者としてはバカです…


私は、そんな意味ではとても厳しく指導をします。言い方もとてもきつい言い方をしますし、甘えを許しません。


仕事は金をもらう以上

みなプロなのです…


僕が伝えたい価値というのは、仕事は金をもらう以上、誰でもプロ…


イチローや大谷のように、自らを律し、常人ではできない努力をしている人ならば、自分らしく、個性と称してやっても良いけれどね


昭和の価値とかいうけど、僕はそ~言うのはとても大事だと思っていて、


挨拶を元気よくしなさい


はい、わかりました、ありがとうございます、そーいうことはきちんと言いなさい…


報連相をしっかりしなさい…


約束は守りなさい


義理と人情を大切に


情と理のバランスを考えて


飲みニケーションは大切


飲みニケーションというのは、付き合いということです…


最近の若いのは、これをやらなさすぎる…わたし、だから若いのはダメなんだな、とも思ってます…


若い人でもこれは見どころがあるな、というのは、ちゃんと飲みニケーションしてますからね…


つまり、関係性をホントの意味で大切にできるのか?


これらのことはかなり口酸っぱくいいます。


加えて、すぐ諦めるのがホントに多い。何でも楽しさを優先する雰囲気だから、楽しくないこと=やらないとなるけど


この社会、楽しい事ばかりじゃないんです…大変なこと、辛いことがあるから楽しいんです…


それがホントの意味でわかってないから、すぐ疲れたとなる…


そんなのは許さない(笑)


社会というのは厳しく、辛いところもある。だけど、それを超えていく胆力が必要…


だから、しごきみたいなことはやります…


子離れ出来てない親というのがいます。また親離れできない子ども、もいます。


正直、、甘いな、と思いました。


まあ、僕が精魂込めて話をすることじゃないから、そういう人は、はっきり言って、


あーそうですか…


そう言って

付き合い方を変えました…


僕が精魂込めて、時にパワハラみたいにやるのは、人間は追い込まれていかないと本気を発揮できないし、


自分なりに、この自分なりに、が大事ですが、ブレークスルーするきっかけを作らなきゃいけませんので


やってます…


大切なことは、個人の人格を否定するようなことはしない、スパルタとか言っても暴力を振るうということはしない…


つまり、愛情を持ちながら、厳しく言う、ということです…


個性という名のもとに、心身ともに軟弱な子どもがどうも出来てるような気がします。


昔は食べれないひもじさとか、貧乏とか、、そこから這い上がりたい


そーいう


反骨精神


みたいなものが多くの国民にもあったけど


今は


反骨精神もないし、故に気合とか根性とかそーいう精神的なものが醸成されませんね…


親が甘いからね…


個性の名もの下に厳しさを伝え忘れたことも日本の国力が落ちていく大きな原因何じゃないか…


と、思います。


そして、やはり、人間として本当に必要な背骨になるような哲学みたいな教養がこれまたないから


人間が軟弱化してます…


だから、私は、二宮尊徳、上杉鷹山、西郷隆盛、吉田松陰、そうした歴史上の人物の言葉を中心に教えていこうと


推譲館も開校したのです。





私には歴史という素養があった…それは良かったと思っています。先人の素晴らしい教科書を学ぶことが出来た。今でも学んでます。


剣道をやって、挫折してとうのもあった。


しかし、僕は、高校時代の顧問が大嫌いで一切認めなかったのですが、最近、この顧問の気持ちが少しわかるようになって来ました。


まあ、わかるからと言って同じことはしません。


だけど、いくら言ってもわからんやつは俺は教えることないから、そこで勝手に練習しとけ…


これが僕が剣道部を辞める大きな原因になった出来事でしたが


そう言った顧問の気持ちは今、教える立場になるとわからんでもない(笑)


ある意味では、僕は海老名高校の剣道部を逃げたわけです。こんな厳しくて人間らしくない生活は嫌だと逃げました…


逃げたあと、どうするか?


これが大事なんです…


確かに自分の意図が何回言っても伝わらないのを見てるとホントに嫌になりますからね…


こう、つらつらと、指導論と言うべきものを書いてきましたが、しかし、指導というのは難しいです…


人の一生にとても大きな影響をあたえるものですからね…


だから、自分も、自分の全神経を集中させて事にあたっているのです。