立民・岡田幹事長「原発再稼働容認」に物申す | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』

立憲民主党の岡田克也幹事長が、一定の条件下での原発再稼働容認を述べたという報道がなされました。

 

立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき | NHK | 各地の原発

 

うちの農家カフェSIESTAにも来て意見交換もしたのに、なんという事を言ってくれるのか(怒)と思います。

 

まず、彼は「電気が足らなくなる」というのですが

 

電気、本当に足らないんですか?

 

と言いたいです。

 

再エネは、多くが、系統へ接続できず、作っては捨てている、という現状も日本国中ではあるんですよ?

 

そういうことをなくすように努力することがまず必然ではないか?

 

と私は思います。

 

電気は足らないという事は、この酷暑のさなかにもないですからね。。。。

 

原発の再稼働を一定の条件下で認めるべき、等と発言するなら、即刻、野党第1党の幹事長など辞職して、古巣の自民党にお帰りになられたらどうでしょうか?

 

だから、維新に「潰さなければならない」なんて言われてしまうのです。

 

立憲民主党は仮にも野党第1党です。

 

自民党と同じことを言うなら、自民党でいいのです。

 

現場で自然エネルギーの普及に日々汗を流しているものとして、原発を動かす、という事は、それを言えば言うほど、再エネのインフラが整わなくなるのです。そのことは岡田さんだってわかっているはずです。

 

岡田さんは現実路線、という事を考えての発言でしょうが

 

石炭火力は気候危機下で回せないとするならば、という事を言っているのですが、

 

そんなことは野党第1党の幹事長なら「言わなくていいのです」。

 

「再生可能エネルギーを最大限導入する」とか「再エネ100%社会を作る」と言っておけばいいのです。

 

現実路線を見せなきゃ自民党に勝てない、という事なのかもしれませんが、そんな路線見せても勝てないです。なぜなら、それならば、自民党でいいからです。

 

自民党とは違う価値観、国家観、国家のありよう、運営方針を見せてこそ初めて対立軸が明確になり、議席を伸ばせるのです。自民党と議席が伯仲してから、現実路線というものを考えたらどうですか?

 

というか、そもそも、原発を動かすという事は何の現実にもなりませんけれど。

 

公党の野党第1党の幹事長がいう言葉ではないですね。こういう言葉を出されてしまうと、私としても立憲民主党を応援することが出来なくなります。

 

仮に原発を動かすというなら、どういう工程表で原発をフェイドアウトするか?スケジュール、費用などを全て積算して公表して国民に説明をして改めて信を問えばいいのです。

 

そういうこともしないで、何ら具体的な根拠なく、つまり、エビデンスなく

 

原発再稼働を認める

 

何てのは、もってのほか、で強く抗議したいと思います。

 

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2017年の10月に東電福島第一原発の中を見学させてもらった時の様子。当時、東電の副社長だった石崎さんに色々とご尽力を頂いた時の写真があったので

 

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立憲民主党が出来て50日もたってない時に私は応援したのです。

 

そういう人間の気持ちを踏みにじる岡田発言は許せないですね。