昨日来、訪問した宮城県丸森町…
小学校が廃校になって、その集落500名の存続が危ぶまれる中で、核となる廃校の新たなる活用方法を検討する今回のミッション…
午後と夜の説明会と交流会はホントにたくさん人が訪れ、集落全体の1割近い人がその説明会に参加するのを見て
寄り合いとか自治とか民主主義って、即ち、自分たちの街は自分たちで決めるんだ
という気概
自分ごとにまちづくりをしていく、という気概を見れて
まちづくりってこうだよな、
そんなことを強く思うと同時に
会長さんとかは、この地域には何もない、未来は暗い…等というけれど、
いやいや、あの特に夜の部に来たあの若者たちの活力、意欲こそ、最高の財産ではないか?
そんな事を思う次第でした…
正直、かなりビックリしましたし、良いものを見せてもらったな、と…アドバイザーみたいなことになつてますが、
逆にとても勉強になりました…
翻って小田原やその地域、宮城県丸森町に比べたらめちゃめちゃ恵まれている場所なんですが、その地位に安住してやいないか?あぐらかいてないか?
そんな事を強く意識しました…
やはり、地域にとって学校がなくなるということはホントに危機なんだな、ということを強く思いました
色んな意見が出たんですけど、若者の集まる場がないとか、年寄が集まる場がないとか、あったんですけど
農家カフェSIESTAをやってると凄く感じますが、飲食店が新しいプラットフォームになるので
校長室が何とも言えない昭和のレトロなスナックになるような場所なので
スナック校長室
を作ってカラオケもやれるようにしたら人は来るぞ!!
なんてことを話したりしました…
若い人たちが、私達のためにこんなに頑張ってくれる大人がいる…なら、私達も何かしたいし、しなきゃ
そういった18歳の女の子…
書いていても熱いものがこみあげます…
こんな大風呂敷を広げて、デカいことばかり…親の教えてくれたことと違うとは、この提言をまとめた会長の息子の言葉だそう…
思わず爆笑でしたね…
まちづくりで1番大事なのは、ここに住む人が、このまちをどうしたいか?そこなんです…
僕がアドバイザーとして関わっている再生可能エネルギーだって道具なんです…
どんな地域にしたいか?どんな街にしたいか?その中でどう再生可能エネルギーという道具を使ってその課題を解決するか?
話の中で
自治体2040戦略だったかな?
その中で2040年には丸森町は半分近い人口になる…この耕野地区だって4割くらい減少する…
この凄まじい劇的な変化、厳しいですよね?しかも出生率が1.26?新生児が80万人を下回るという想定ではないので、7年くらい前倒しでこの数字がやってくる…ということらしい…
それを突きつけられたら
不安しかないし恐怖すら感じるかもしれない…
もう、自治体も金もないし人もいないから助けてくれない…
だから、自治をしないといけないが、その自治すらままならない程に酷い事になっている…
ならば、若い人の意見をもっととりいれて、若い人に道を譲って、若い人に任せるべきではないか?
彼らが生きる時代、彼らに考えさせてやらせて見る必要があるのではないか?
そして、経験がたらない、意見を求められたら、やってほしいと言われたら
進んでお手伝いする
これがこれからの大人の
たしなみ
ではないか?
丸森町は東京から新幹線で2時間、白石蔵王から車で20分です…決して不便だけど不便すぎない…
まだまだやれることはある…
というか、
前途洋々
だと僕は思います。
ここまで熱く地域のことをおらが街のことを考える僕にとっては同志です、そういう個性的な人たちがまだまだ日本にも居るということがわかった
少なくても丸森町にはいる、ということがよくわかったので
私も外部のアドバイザリーの御役も頂いたので、出来る知見を活かしていきたい…
そう、思っています…