神奈川県の出先機関の県西総合センター。
昨年、みどりの食料システム推進交付金の申請の時は色々とすったもんだがあって、大激論をしたのですが、その後、担当の方とも色々と気持ちが通じるようになり、
そもそも、この補助金、農水省の関東農政局が余りにもひどすぎて、交付決定が11/10ですよ。11/10に事業開始して、3月の少なくても第1週までにまとめろって、どんだけ理不尽で無理難題なことを言っているのか?
それでいて、この農水省の役人ってのは、まあ、現場全く理解していないから、現場で「こういう風に作るべき」と言っているにも関わらず「それは出来ません」で終わる。
前む向きな提案をして、確かに今の枠内でやろうとしたらできないけれど、ちょっと見方変えたら、やれるでしょ?
そういう提案をしてもダメダメダメ
だから国がだめになるんだよ
地域を何だと思ってんだ
と怒りたくもなります。
地域が大事、現場が大事なんてうそぶいているけど、全然理解ないし、わかってないんだよ。
で、神奈川県の担当者は、この無理難題の中で、どんだけ、無茶して、協議会を精力的に開催し、視察も3回行き、協議会にいたてっては六回ではなく、八回やるようにして提言をまとめて、ということの苦労を理解してくれて
農水省はダメって言ってるけど、ならば、それは、それで一度しめて、でも、この協議会をベースにして、更に継続していくという道が閉ざされているわけではないから、要望調査で、こういう形で継続案件という事で、再度、協議会を開いて、それで作ってしまおう
そんな提案をしてきてくれるまでになりました。
ちょっと、気持ちが通い合っている思いになって嬉しくって
すぐに、その意向に沿うように申請書を作り上げて先ほど出しました。
しゃくし定規にやったらできないことでも、本来この仕事の最終ゴールは何か?そこをきちんと見定めて、それをやるためには、既存の要項の中で「何が出来て、何をやれないか」を分析して
こうは書いてないから出来るではないか?と解釈して、それを私たちに提案してきてくれた
神奈川県の出先機関の職員の皆さん
偉いし素晴らしい
仕事って、こうでないと。
立場の違う、役割の違うものが、ありたい姿、あるべき姿、ミッションを共有して、知恵を出し合う
これぞ、地域づくりの醍醐味だな
そんなことを今日は感じました。
今日は311イベントのトークの会議や、依頼されたWendyの執筆原稿を書いていて、ブログを書くのが少ないし、遅くなってしまいました。久しぶりに執務室にこもって書類を遅くまで書き上げていますが
忙しくても、こーいう忙しいことは大歓迎ですね。