忘れたいような、
忘れたくないような、
忘れられないような、
忘れてないような、

手放せないままの面倒な記憶を、
めちゃくちゃに掻き消したいような、
箱にしまって大切に守りたいような、

「今は良い思い出だよ」

なんだか読むたび吐き気がするので、
届いたメールは削除しました。

あなたを嫌いじゃあないけれども、
曖昧な脳天に雷が鳴るので。
おはよう、ぼく。

ねてないんだけどねー。
夜中の3時ちょっとまえくらいから、
おなかがぐるんぐるんしまして。
あの、わかるひとにはわかりますが、
要するにあの、ぼく、山根ってました。

なんとか大人しくなったのだけれども、
1時間くらい密室ノイローゼだったので、
いまさら、お電話するのもなあと、
音楽をききながら自重しております。
とりあえず6時くらいまではがんばる。

ひまだから、おはなしかこうかしら。





では。
手にしたモラトリアムを持て余して、
あっという間に空は滲んでしまった。

あんなにも求めていた自由は、
ぶかぶかで、歩きづらい毎日で、
小石に思いっきり舌を出してみたら、
「記憶にございませんなあ」なんて、
ころころ。馬鹿にしてる。

君の手を離した事を悔やんだとて、
どうせ滲んだ空が月に裂ける迄の事。

空が裂けたらカーテンを閉めて、
さあさ今日も魔法の箱のお時間です。
瞬く両目にブラックコーヒーを、
贅沢者の僕には、繰り返す真夜中を。


ああ、お似合いね。
とてもよくお似合い。
ハロー、世界は鈍色。

ポンと叩けば埃の舞う世の中で、
きみは今日も軋むこめかみを押さえて、
耐えられぬキリキリに歯噛み。歯噛み。

ハロー、僕は笑ってる。

今日は風がひどいなあなんて、
重たい瞼をぱかぱか動かしながら、
剥がれなくなった顔でにこり。にこり。

ハロー、ハロー、
最果てに続く曇天の空は、あの日々と、
出来なかった逆上がりを思い出させます。



空気なら読めていたり、読まなかったり、
さまざまだけれども、その位の自由は、
かなうならこちらに与えて頂きたい。



だから君に、ハローハローハロー。
ついでにアイラブユー。
おはよう、ぼく。

あのねあのね、決めたのです。
ここは、普段あまり見せられない、
ぼくの正直をつめこむ場所だけれども、
よほどなにかしら有ったときとか、
よほどなにひとつ無いときくらいしか、
ここに吐き出そうとはおもわない。

それで一向にかまわないのだけれども、
せっかく用意した居場所なのだから、
なにか活用したいなあとおもうの。

きみがね、詩のサイトをもってるの、
なんだかさいきん、うらやましい。

ぼくも小説のサイトはあるけれども、
小説ほど長い文章じゃあなくて、
でも小説のフレーズにつかえそうな、
そんなことばを溜めておく場所が、
すこし、ほしくなったのです。

だからね、ぼく、ここに溜めます。
ここならことばのネジがとれていても、
ああこいつまたか、で済みそうだし、
もしかしたら、またあの変なのが、
ぴょんぴょんしておもしろいし、
ここに隠しておこうとおもいます。

そんな宣言がしたかったのでしたあ。





では。