今日の水谷豊さん
今週の「相棒」もテーマが深かった。
演技派な人が好きなので、水谷豊さんいいですね。「相棒」の“杉下右京”さん役。
演技派な人が好きなので、水谷豊さんいいですね。「相棒」の“杉下右京”さん役。
冷静な性格なんだけど、戒めなきゃいけないときにはちゃんと激昂するのがいいなあ。
冷静なだけ、熱血なだけっていう演技は実はそんなに難しくない気がする。
基本的には冷静なのに「ここぞ」というときにバシッと激昂してまた冷静に戻る…みたいなメリハリがあるお芝居は、人間像に深みがあって、リアルだなぁ…。
などと、わかったようなことを言ってみつつ(笑)。
今週は、家族や生活を犠牲にしてまで殺人犯を追う刑事さんが出てきました。
15年間追いつづけ、時効まであとわずか。
そこで体を壊してしまい、入院すると「今まで動いていたのが不思議なぐらい」と言われるほど悪化していた。
なんだかんだで時効までに犯人が逮捕できる…というのならよくある物語だけど、このお話の中では、犯人は15年前に自損事故で死んでいたという結末でした。
刑事さんは、この世にいない人間を、15年も追いつづけていた…。
ドラマや小説にはよく、時効ギリギリまで犯人を追いつづける警察の人が出てきます。
けれど実際は、1つの事件だけをやっていればいいものではないと思います。
警察でも、お医者さんでもそう。
何件も同時に並行して扱っていかなきゃいけないし、1件に心残りがあったとしても次々と新しい件にあたっていかなければならない。
そんな中で、今日のドラマのように、1件1件にここまで情熱をそそげたら…それってすごいことだなぁ、なんて思いながら見てました。
ここまで情熱を注いでもらえたら、その人に仕事を任せた人も、報われるよねぇ。
ところで仕事場では私が電話をとってるんだけど、
「5年前にここの先生に仕事をお願いしたことがあるんですが…」とか、「10年前にもお世話になりましたが…」というお客さんがたまにいます。
何件も並行して進めている先生は、10年前の仕事を覚えているかどうかはわかりませんが、お客さんは覚えていてくださる。
お医者さんのように年に何度もかかるものではなく、一生に数えるほどしかかからないものだと思うので、毎日先生のことを覚えているわけではないけれど、
ふとした瞬間に、先生が過去に一度やった仕事のことを思いだしてもらえる。
先生の作成した書類は、どのお宅でもたぶん金庫とかに大切に保管してくれてると思う。
なんか、すてきだなぁって、思ったのですよね。
だいぶ前にさ、橋を造る工事かなにかを映した建設業のCMでさ、
「地図に載る仕事です」
っていうコピーがあって「うわーっ」って感動したのとか思いだしちゃった。
他にも、漫画やアニメとかを創る仕事もやっぱすてき。
テレビの児童番組とかだと、子供のころに見たものは一生忘れないから、そういう仕事ってすてきだなって思う。
こうやって考えてくと、“仕事”ってどれもすてきだよなぁ…。
今日の日記は、今年も公務員試験に真っ向から挑んで、コネとかなく身ひとつで就職活動をがんばっている友達へ。
そして、明日会社に行きたくない全ての人へ(笑)。
明日もがんばろうぜ。私もがんばるからさ(^-^)