アイドルライブとヴィジュアル系 ~V系について真面目に語ってみる~ | 遠藤花織「秘密」

アイドルライブとヴィジュアル系 ~V系について真面目に語ってみる~

”電波系アイドルライブ”…のはずの「NEKO RESET」で歌われた、
V系というか男性ヴォーカルというか男性バンドの曲。


気づいただけでもこれだけありました↓



★人格ラジオ(「バンギャル症候群」)
★アンティック珈琲店(「テケスタ光線」)
★Janne Da Arc(「Shining Day」)
★Acid Black Cherry(Janne Da Arcのyasuソロ)



出演者は、
メイドカフェのメイドさん、声優学校に通う声優の卵、コスプレイヤー、ネットアイドルなどで、
今までは全員女性。


観客のみなさんの男女比は男性が多くて、
やっぱ男女共にオタク文化が好きな人が集まってくれてるんじゃないかな?


なので、アニメソングや声優ソング、
会場的に”ヲタ芸”を打ちやすそうだからアップテンポな曲のほうがいいんだろーなーと、思ったりするのですが…


主催者さんが出演者の意志を尊重してかなり自由にやらせてくれるので、


「アイドル(?)ライブ」


ってことになるときも!



これまでにも、
ヴォーカロイドとか、
アニメタイアップ以外のしょこたんのアルバムの曲とか、
AKB48とか、
前回は私もPerfumeとかやらせていただきましたし。
(Perfumeはアニメのタイアップありそうでないし)



でも1/25はまたそういうのとも違う、


「ヴィジュアル(!?)ライブ」


だったきがする!!



これ、偶然だよー。

誰が出るかは公式サイトで発表されるまでお互い知らなかったりするし、
何を歌うかは当日のお楽しみなとこあるから当日歌い終わるまで知らなかったし♪


出演者が全員ヲタなのは当然だろーからそこは安心感があるけど(笑)、
V系を好きかどうかは確認しないとわからないので(V系音楽は好きな人は好きだけどキライな人はキライだから、好きじゃない人に遠慮がある(笑))、

セットリストにV系を入れてきた出演者には出番後に近づいて………



「バンギャ?」
「バンギャ!」


と、暗号のよーな会話をして、
いっきに心の距離が縮まるという…♪


(↑訳:「あなたは、バンギャル=V系音楽が好きな女性 ですか?」
「はい、私はバンギャルです」)



会場の男性の中には困ってはる方も多かったと思いますが、
未知の曲にもすぐさまリズムを読んで独自のヲタ芸を打ちはじめたのにはさすがと思いました。


V系にも、”振り”(振り付け)とか、”咲く”(好きなメンバーに向かって、名前を呼びながら両手をさしだして意思表示)とか決まった動きはあると思うんですが、
ヲタ芸のようなものはたぶんないと思うので、


V系の曲にヲタ芸がのってるとことか、
V系の曲を女性が歌って男性ファンがノッてる普段と男女逆転した光景とか、


貴重なモノが見られて個人的にはおもしろかったです(^-^)




============




んー。なんかデリケートな話題(!?)かと思って上手く書けずにきたのですが…

私、”V系ロックバンド”の曲好きよね。

日記にムック(MUCC)の歌詞がどうとか書いたことあるよね(笑)。



ただ、V系しか聴かない! ってわけじゃなく、ロックもポップスもテクノもメタルもクラッシックも洋楽もライブ行ったことあるし、
知らない音楽をどんどん知りたーいって、思うよ(^-^)


なので、「V系はニガテです」っていう人を責める気は一切ないし、
「むしろキライだ!」と言われても、いろんな人がいるんだもんいろんな意見があっていいと思う(^-^)


なので、V系に興味ない人も引き続き気にせずウチの日記読んでくださればなーと思いますm(_ _)m



あと、「ヴィジュアル系」っていうのが良い意味で使われてるのかとか…なんか気を遣う;


古くはラルクが音楽番組で「ヴィジュアル系の~」と紹介されて怒って帰っちゃったとか、
最初に”ヴィジュアル系”って呼ばれたのは、女性とみまごうばかりのメイクや衣装をまとった男性ミュージシャンだったと思うし、
そのうちなぜか、「メイクや衣装にばかり目がいって、歌唱力や演奏力は低い」みたいな良くない意味でとられたり、
V系でも上手い人は上手いしポップスでも上手くない人は上手くないのになーとシャクゼンとしない気持ちでした。


まぁ「ゴスロリ」も、元は「ゴシック・ロリータ」の略称だったけど、
それがアダルト作品にも多用されるようになって、
私服としてゴシック・ロリータを愛用してる人たちには「ゴスロリ」って言うのやだなぁ…みたいな空気になっちゃった歴史があるように、
ラルクの人が当時「ヴィジュアル系」っていう”偏見”や”決めつけ”を嫌がったのはわからなくもないなぁ…と思ったりしました。



私は、V系という言葉は、
”音だけでなく視覚的にも独自の世界観を演出する”
という意味で、良い意味だと思ってます。


その後、そういう意味で「僕たちはヴィジュアル系です」と堂々宣言するアーティストが出てきたり、
ここ数年はヨーロッパやアメリカでの”ジャパニーズ・ヴィジュアル・ロック”人気はめちゃめちゃ高いみたいだし、
”ヴィジュアル系”
はカッコ悪い言葉でも、逆にカッコいい言葉でもなく、
普通に音楽の1ジャンルとして、普通に使える言葉に落ちついたのかなぁ…?


難波のタワレコにもヴィジュアル系コーナーあるしね(笑)。



でね、「バンギャ」については、改めてwikiで定義とかみてみたら、
V系音楽を好む女性を広く指す言葉みたいで、
別に、その中でも特に「追っかけ」を指す言葉でもないみたい。


うーん、追っかけタイプや熱烈タイプなんだと勝手に思ってた(^^;)



でもたぶん私はだめなバンギャですよ(苦笑)。


”です子”がいたころは発売日とかちゃんとチェックしてたんだけど、
最近はもぉCDショップで見つけて「あっ出てたんだ!」って気づいたり、
ライブハウスでもメンバー見てるんじゃなく後ろのほうに立って会場全体を見てるかんじ。


おぉー、前のほうめっちゃ人が押しよせてるーとか(笑)。


こないだ某ユイみの(伏せてない)に、ステージから客席見渡してたらメガネ姿で冷静にこっちをジーッと見てる人がいてそれが花織で、
「完全に”偵察”じゃねーかっ!」
って笑われましたがノリの悪いファンですみません(苦笑)。



でもちょっと離れた位置から見るのってステージ全体が見られるし、楽器の音が偏りなく聞こえるし、よいよ。
開場前から並ばなくても開演ぎりぎりにふらーっと入ってすぐライブ始まるから待たなくていいし、よいよ(笑)。



漫画でも、中学のころは「このキャラが一番好き!」っていうキャラ萌えはすごく強かったんだけど、最近は全体のストーリーが大事で「どのキャラも、それぞれ好き」みたいになってきてしまったー;
音楽も、とくに好きなメンバーはいなくて、例えば「ムック」は「ムック」としてバンドでまるっとひとくくり。


だから後輩に「先輩には萌えが足りません!!」ってプンプンされんだ(笑)。




あ、あとこれあんま関係ないけど個人的に気になってることなんですが!


各バンドに1人は”女形”の男性メンバーっているじゃない?
華奢で色白でむしろ女の子じゃないほうが信じらんない外見で、
本人も別にイヤそうじゃなく楽しそうに女物のロリィタワンピースとかを衣装にしている男性メンバー。


そのメンバーを好きな人はね、
その人を男性として恋愛対象にもなる”好き”なのか、同性として恋愛感情なしの”憧れ”みたいなものなのか、それとも同性として恋愛感情なのか……


どういう気持ち???



具体的には「新興宗教楽団NoGOD」の華凛ちゃん(思わず、ちゃん付け)とかのファンの方、
貴重なご意見をお聞かせくだされば幸いm(_ _)m





”垣根がなくなってきた”というか、
大人になるにつれて、自分が子供だったころと、世界はどんどん変わってってるなーって、思う。


なんか、ジャニーズの人もお笑い芸人並にトークを求められるとか、お笑い芸人の人が俳優として映画やドラマに起用されるとか、
1人の人間に対してたくさんの才能が求められるようになりましたよね。


アニソンも、水木一郎アニキの若いころとか「アニメにはアニメ専用の曲、歌うのはアニソン歌手」みたいな感じだったんではないかと思うのですが、
いろんなアーティストがアニメタイアップの曲を出したり、俳優さんが声優として出演したり。


まぁアニメの声の出演についてはプロの声優さんにお願いしたい、と思ってるほうですが(^^;)


V系も、「KAIKANフレーズ」というアニメに「リュシフェル」ってバンドが現実に結成されて主題歌歌ってた時代もあったようですけど、
なんだかまだそのころは、「アニメから入ってきたバンギャでないファンが、V系のライブハウスに来るようになって、マナーがわかってなくてイザコザ」なんてこともあったとかなかったとか…。


でもなんかいつの間にか、Gacktさんが「北斗の拳」を好きすぎて主題歌歌うだけじゃなく声優出演もしちゃったとか、ナイトメアは「DEATH NOTE」のタイアップだし、
いろんな垣根が溶けてなくなってる気がする…。



良くもあり悪くもありだと思うけど、
「実は、アニメ好きなんです」とか、「実は、オタクなんです」っていうのが、
言いやすい社会になるのは…いちオタクとして助かるなぁとか思っています(笑)。



でも、もともとV系の曲調ってアニソンに似てると思うけどね。


それは、作曲する人がアニメ好きだからかなーと思ってた。


今だと、アニメ・ゲーム好きを公言してるミュージシャンも多いけど、
なんかさ、バンドはじめる人ってさ、
「小学校や中学校じゃ、野球やサッカー、スポーツが得意な男子がまずモテた。あんまりスポーツは好きじゃなかったから、部屋でゲームしたり楽器弾いたり、だけど高校でバンド組んだら急にモテるようになってびっくり」
なんて人生を歩んでる人けっこういるんじゃないの(笑)!?


だって、異常にマンガが上手い人多いもん(笑)。
(ナイトメアのギターの人(ピアスいっぱいつけてないほう(笑))、相当だぞ。どっかの雑誌でモビルスーツ何も見ずに描いてるの見たことあるけどびっくりするぐらい上手かった。
あと、ムックのヴォーカルはデフォルメイラストが上手くて、そのイラストがツアーグッズに使用されたり)



そんな私も、小さいころから見ていいテレビ番組はアニメとニュースだったのでアニメで育ったし、
スポーツ系の部活のマネージャーとか、元気な女の子が人気の中学高校時代、
運動ニガテで部屋でマンガ描いてるのが楽しくて、同じ趣味の女子と固まってたので、
モテるモテない以前にほとんど男子と喋った記憶ないし(^^;)、異性とは未だに何話していいかわかんなくて挙動不審(笑)、
だけど今じゃ”「部屋の中で1人でずーっとなんかしてる」ことを楽しめる”特長
を活かして部屋にこもってコスプレ衣装作って、同性にも異性にも理解してもらえるよーになりはじめてチョーシん乗りだしたヤツなんで、
V系の歌詞読んで「あ、この人”も”モテなかったんだな」って共感できることあるぞ(笑)。



だけど伊集院光先生が、

モテなかったやつほど「モテたい!」って願望が強くて「そのためにはどうすれば!!」って努力するから、
おもしろい作品が作れるって書いてらっしゃった!


コンプレックスこそが向上心のきっかけなのです、きっと(^-^)




ワタクシ、まだまだコンプレックスたくさんありますので、
今年もこれから、1つ1つ取りくんじゃうわよーと思っております♪


今年の目標はー、
歌が上手く歌えるようになることと、正しくキレイな字が書けるようになることか
な♪



字はねー、なんか気弱で頼りない文字なので(根は小心者な性格が、出るんです(笑))、
一度、ちゃんとしたいなって。




じつはもう「ボールペン字練習帳」って本買ってきた( '艸`)

来年の今頃はめっちゃめちゃキレイな字になってるで。どうするよ。