冨樫義博先生 | 遠藤花織「秘密」

冨樫義博先生

生まれてはじめて目にふれた漫画のことは覚えてないけど、
生まれてはじめて「漫画」であることを強く意識して読んだ漫画は、
冨樫先生の「幽☆遊☆白書」だったかもしれません…。


前に書いたかどうかわかんないけど、
ウチは両親ともに漫画を読まないので家に漫画がなかったし、
テレビもドラマは見ちゃだめ、みたいな家庭だったので、
漫画を買うようになった(買ってもいいようになった)のは、けっこう大きくなってからでした(^^;)



じゃなんで「幽☆遊☆白書」は読めたかというと、当時学校でめっちゃ流行ってて、
両親も漫画好きでいっぱい漫画を買ってもらえる家の子が、いろんな新刊をこころよくみんなに貸してくれたので、
私もその子から借りて、漫画ってなんて面白いんだろう! 「幽☆遊☆白書」って超面白いじゃん!! と感動したのが、
冨樫先生との出会いであり、漫画を好きになるキッカケでした。
(そのころは、親に見つからないように部屋でコッソリ読んでばやく友達に返却してました(笑))


大人になった今では「HUNTER×HUNTER」や「レベルE」のほうにひかれたりするのだけど(^^;)、
でも、私が冨樫先生からもらった影響は、すごく大きいものがあります。
自分でも漫画を描いてみたい! って、「幽☆遊☆白書」の模写からはじめたので、私の絵からは長い間冨樫先生の影響が抜けなくて困ったものだったよ(^^;)
(今でも、横顔の鼻の形とかはうっかりしてると冨樫先生のマネっぽくなっちゃう)



漫画好きとしては、好きな漫画の内容やキャラクターについて日記でも”好き語り”をしたいところなのだけど、
冨樫先生や清水玲子先生については好きすぎて言葉にならないってゆーか…なにをどう書いても自分の気持ちが書ききれた気がしないや(^^;)


そんなわけで、冨樫先生に感想の手紙とか出したことないんだよねぇ…。
全国から何万、何十万通もの手紙が来てるだろうから、ご本人の目にふれるかどうかはわかんないんだけど(^^;)

まぁ、気持ちの問題なのだ! 「書いたぞ」「出したぞ」って、いうさ(^-^)


ただ、同じように、私の漫画観やむしろ人生に大きな影響を与えてくれた漫画家・手塚治虫先生は、
手紙を書きたい、と思ったころには先生はもうこの世にいらっしゃらなかたったので…
冨樫先生には、いつか、一通でもいいから、書けたらいいなぁと思っています。



月曜のジャンプ本誌の「HUNTER×HUNTER」も楽しみ(^-^)☆