M-1グランプリ決勝はご覧になりましたか?
たくろう、優勝。
面白かったですねえ。
やよい軒でおかわりをするジョージ。
ウケたなー。
自分はドンデコルテがよかったです。
やーばい、あれは。
今までいなかった気がするんだよなあ、いわば氷河期匂わせでネタをやるのって。
いたのかもしれんけど。
ちょっと今回、ドンデコルテのネタで思わず声が出たびっくりポイントがあったのでその話を。
1回目のネタテーマは「デジタルデトックス、スマホ断ち」
デジタルデトックスすることで静かに自分と向き合うことができ、人生が激変するような気づきや学びが得られることもあるみたいな話なのだが。
しかし、言い出しっぺの渡辺さんがね、言い出しっぺなのに「俺はやらないけど」とサラっと言うわけだ。
理由は、自分と向き合いたくないから!
「厚生労働省の基準によれば、私は貧困層に属します」
この言葉から始まる、つらく厳しい40歳になる自分の人生語り。
自分の現実、問題点を直視したくない、自分に向き合うのが怖いのだ。
ぼんやりふわっと生きていたい。
自らを直視して何かを苦しみながら乗り越えるより、テキトーにいこう。
自分と向き合って現実を見つめる時間を取るなんてやめようぜー。
みたいな主張を展開し、あげく最後には
「目覚めるな!!」
となんかどっかの教祖様みたいに高らかに叫ぶのだ。
このネタをね、冬至数時間前にやったのですよ、彼らは。
いやーーーこれはなかなか。
表現難しいけど、まさに2極化の可視化というかね。
うちはスピ系ブログでもあるので、当然四六時中、目覚めろ目覚めろと昭和によく見かけた電柱に貼ってある宗教のステッカーみたいな感じの記事上げてますよ、10年前から。
でもなあ。
本音を言えば、同時にこれはほんとに難しいとも思っている。
目覚めたらアセンション、次元上昇ウェエエエイ、かもしんないが、社会的に見たら結構な苦行であり、子供の頃夢見ていた幸せとは違う形になるケースも多いだろう。
もちろん魂の望みは人類共通、気づき・目覚め・進化だよ。
目覚めこそ突破口だと。
だからってヌルヌル楽しいいろんなものを捨てて飛び込むほどのものなのか?と言われたら、私は当然YESだと言うけれど、しかしまだまだ世界は同意しないだろう。
だって目覚めたくないんだもん。
でもさ、みんながまどろみを選んで目を背けた結果、困った星になりましたよ。
目覚めないとさ、マズいんだ。
という感じで冬至過ぎましたね。
さあ、生きよう。
