小学校1年生のときだったんですが、担任の先生がとても変わっていたのを覚えています

若い、それこそ大学を出たての細身でとても清潔感のある女性で、入学式の日もやさしく微笑みながら挨拶をしてくれたのです
他のクラスの友達からはうらやましがられるくらいでとなりのクラスはおばあちゃん先生だったから尚更でした

が、一月もたたないころから先生の様子がおかしくなってくるのです
休み時間、教室で騒いでいると、

うるさい!!

と一喝したり
授業中にとなりの友達としゃべっていると、先生はすかさず振り向いて

そこしゃべんな!!

の奇声と共にチョークが飛んでくるのです
大体が外れてとばっちりを食らうやつがたくさんいました
しかも

それ持ってきて

大体とばっちり食らったやつがその床に転がったチョークを目を真っ赤に血走らせた先生の下に手渡すことになっていたのです
これがまた一番の恐怖だったのを覚えています

そして決定的な事件
ある日休み時間にある同級生がもう1人の同級生のイス座る瞬間に後ろからそのイスを引いて尻餅をつかせたのです
小学1年生だから泣いちゃったんだけれどそいつは授業が始まってからもないてたのです
もちろん先生は事情を聞くんだけれど、被害者が話し終わらないうちに被告のそばに歩み寄りそのイスを強引に後ろから引いたのです
ドスンっていう大きな音がしてもちろん被告人は尻から転落、泣くこともできずに唖然と先生を見上げていたのです
そしてその被告人に向かって先生はこう言ったのです

おまえこんなことされて嬉しいんか!!

もうとてつもない衝撃だったのを覚えています

それからもとっても感情の起伏が激しくて、先生が持ってきた二羽の文鳥のうち一羽が亡くなってしまったときなどは
一時間目、文鳥を運動場の隅に埋める
二時間目、文鳥との思い出をみんなで思い出して黒板に書く
三時間目、文鳥との思い出2
四時間目、文鳥との思い出3
昼休み、黙祷(一言もしゃべらずに給食を食べる)
五時間目、文鳥との思い出4(新しいのが出てこず先生ヒステリック気味)

しかも先生は俺たちが何か思い出を語るたびに鼻をすすり、嗚咽が洩れるくらいに泣いたのです
山積みのティッシュとしんとした教室に響き渡る文鳥の無邪気なさえずりが今でも脳裡に焼きついています

こんな先生ですが何も無ければZARDに似ていてかわいらしく、俺も何度もお母さんと呼んだ仲でした
松葉杖ついてると地下鉄で席を譲ってくれる

素直にうれしい



しかし、憐れみと義務感の漂った媚びる様な目



ん?小学校の先生か?課外活動の帰りか?


ほほう・・・そうか、先生とはかくも気を遣うものなのか
方々で暴れまわる生徒共の前でお手本を披露せんとして、俺のような弱者をいたわる仕草を・・・



しかし、だれが世話になるものか!
この偽善の餓鬼め!!
きゃつが最初から考えているのは先生と言う建前上譲りますか?とはいうが、今日一日ガキの面倒を看てきたため疲れ切っておる為このまま座り続けていたい、社会の窓全開で地下鉄に乗るようなあほうならきっと辞退するに違いない、ということにまずは相違ない



と言う正義感は


いいですよ~だいじょうぶです


という言葉になるわけだ


しかし、きゃつは

ああ、そうですか~

と、すぐに吐かしてほくそ笑む

ああ、こいつは本当にあほうだ

小学校の先生と言う身でありながら社交辞令と言ったものがまったく理解できない
それでよくも現代のPTAとやっていけるものだ
いや、きゃつはきっとうまくやっていけていない
きっとPTAからは機微を読み取れない木偶の坊、いわゆるKYなやつとしてシカトされているに違いない
ああ、そして教頭先生などからは君はPTAのことには関わらなくてもよろしいよ、などといわれている鼻つまみ者なのだ
しかし、本人はそれに気がついている
逆にきゃつはKYこそ自分である、KYこそすばらしい!
などとしてただ自分の人付合いの悪さを正当化に奔り他の協調性を持った人々を餓鬼と呼んでいるのだ

まあいずれにせよこれできゃつのお体の不自由な人には席を譲るのよ、ってなお手本は大々的に披露され、さらに自分は楽を貪り続けるという当初の目的は達成されたわけだ
俺はここいらの子供たちに絶対にこの教師のようになってはいかん、と叫びたいのだけれどもできない


俺はせめても一矢報いようとまるで高野豆腐のような笑いを作り


次で降りますから~


と言う
ああ、惨めたらしい


俺は本来大通りで降りるところを北12条で降りる
きゃつは俺の背中にほくそ笑んでいるに違いない
ああ、惨めたらしい
ここに長々と書くこと自体惨めたらしい

これが最初のブログです
ゆめをみたんです

とても不思議な夢でした

俺は奥深い林の真ん中に立っていました

そして、当ても無く森の中をさまよっているのか、目的地があって歩いているのか分からないのですが

気づくと山を登っていました

かろうじて道と呼べるようなものもあります

雪は降っていなかったのですが肌を刺すような寒さで、手はかじかみ、息をかけながら指をもみながら、息を切らして足元の悪い山道をえっちらおっちら歩いていたのです

と、突然、後ろで何本もの木が倒されたような音がしました

俺がびっくりして振り向くと、大きな毛むくじゃらの足があり、見上げてみると天然パーマでメガネをかけた100メートルもありそうな大男が立っていて、俺のほうをじっとその大きな瞳で見下ろし睨みつけていたのです

俺と目が合うとその大男はしゃがんで顔を近づけてきました

それはそれは大きな顔で鼻息でよろけるくらいでした

それより驚いたのは大男が言った一言でした

なぁテレフォンカード貸してくれないか

もちろん台風のような大風が吹いたので、周りの枯葉は舞い上がり、ほとんど言葉ははっきり聞こえませんでしたが、たぶんこんなようなことを言っていたと思います

俺は何のことかわかりませんでしたがとにかく怖かったのでコートのポケットをまさぐるとなんとテレフォンカードが一枚はいっていたのです
俺は大男に差し出しました

ありがとう

俺は吹き飛ばされて木に激突しました
俺が再び立ち上がり大男の顔を前に置くと大男はその大きな口で器用にくわえ、ひとつうなずくと、再び立ち上がりました

そして、テレフォンカードを手に持って大きく振りかぶったかと思うと

テレフォンカードは突然大男の肩幅くらいに巨大化したのです

大男はそのまま私が頂上を目指していたその山にそのテレフォンカードを突き刺しました

するとどこからとも無く耳を劈くような呼び出し音が鳴り始めました

大男はこれまた地響きがするくらいの声で

ピザ!!!

と叫びました

するとどうでしょう

空から宅配ピザのはこがたくさん降ってくるではありませんか

しかも俺たちが普段食べているようなサイズのものがです

大男はそれを一つずつ器用に指を使って食べ始めました

私のそばにも落ちてきたので手にとって開けてみますと、ちょっと普段食べているものとは違いますがほとんどピザと言っていいものが入っていました

食べていいぞ

大男は口をもぐもぐさせながら言いました

お言葉に甘えてほおばってみますとそれはそれはぱさぱさで粉っぽくとてもではないですが飲み込めるものではありませんでした

なので、俺は

山頂を目指すので、これで

と言ってその場を立ち去りました


疲れたので続きはまたこんど