このところ、人類滅亡に関することは、いきなり空から巨大小惑星が降るとか、突然、プルームが吹き上がり、それが1000万年続くとか・・
 
過去に起こった自然現象以外はねえなと思って絶望してました。
 
そんな中で、北朝鮮の跡取りがいい感じにクレイジーでミサイルをぶっ放しまくってて、緊張関係が続いてるわけですが。
 
よく考えたら、一発でも他国に核弾頭ぶちこんだら、北朝鮮、瞬殺されますね。打ち続けるミサイルもない。

↑サピエンス全史
は興味があってすぐに読んだのですが、名著です。


時空をひょいひょい超えて時間のつらなりに応じて詳しく見ていないのですが、ここにあるのはイギリス、フランス、スペイン、アメリカ・・・歴史で習った先進国が、特に地球の全容が分かっていない時代に何をしたかが描かれています。

 

そして、次に読んだのが、「人類がいなくなった世界」を書いた作者の最新作。
ここでは持続可能な地球上の人口はいかほどか、という問題について諸問題を探っています。

人間牧場などのキーワードが好きな方は、とっくにわかっていると思いますが


人口がこの調子で増えるとやがて100億人を超えます。
 

それだけの人間がいまの先進国のような食事と水、生活空間を維持できるかというと、NOです。

 
そもそも人の吐き出す二酸化炭素が多すぎるわ、肉や穀物を成長させるために消費する酸素と排出される二酸化炭素、そして、エサになる水や穀物で人間が確実に食えなくなります。

幸いな事に、現在、先進国では子どもの人数が減っていますが、地球と人類の未来を考えるとこれは理にかなっています。
 
後進国ではまだ子沢山の国もありますが、成人まで生きられないケースもあるからです。

問題はイスラム教では子どもを多く設けると偉いという風潮があることですが、最近は控えめになってきているようです。

あとは年長者が死ぬのを待つか、年長者にだけ効果を発揮するウィルスをばらまくか。。

それで待ってられるでしょうか?

今、世界の先進国は自国ファーストのナショナリズムに侵され、その声を代表する者が政治の場で幅を効かせています。
 

中国は言うまでもなく、ロシアはプーチン、アメリカは最凶の大統領・トランプ、日本は独裁の喜びにすっかり浸かっている安倍政権。

 

EURO諸国も、右派が議会で存在感を持ち出しています。


さて、そういうわけで独裁的な国家が増えてくると、打ち合わせも話もまとまりやすい。

「やっぱり大々的に人を減らすには戦争だよね」
「人口はいまの1/3でいいだろ」
「核使う?」
「穀倉地帯を避けて都市部にピンポイントで」
「ああ、兵士も出す?」
「非常時だし、動員かけて絶望的な作戦を無能の下でやらせよう」
「いいね」
「きまったね。タイミングはどうしようか?」
「どうすっかなあ。シリア? 北朝鮮?」

 
てな具合で話が進んでいてもおかしくないなと。
いずれは昆虫食が普通にという話もあるし、人工肉の研究が進んでますが、水は絶対的に足らなくなるのは目に見えています。

というわけで、間もなく第二次大戦の6000万人を遥かに超える10億人単位の虐殺が始まります。
10億人の死体は、畑にたっぷり栄養をもたらしてくれることでしょうよ。

みなさん、こんにちは。
今年も人類滅亡はせずに終わりそうですね。

 

映画「君の名は。」
では星が振って街がひとつ蒸発してたりしましたけど
そこまで。

 

 

スターウォーズ「ローグワン」では
デス・スターの威力を見せる時に都市をひとつ
ぶっ壊しましたが、地殻津波を見ることが出来ました。

 

 

 

あとは「カリフォルニア・ダウン」では
なかなかの岩盤破壊シーンがあり、破壊が最後まで
続く良作でした。

 


実際の世界はと言うと、世界破滅は自然よりも
人災で起こりそうな感じに盛り上がって来ました。

その代表格が、まさかのトランプ氏のアメリカ大統領選出!

世間の政治屋不人気は来るところまで来たなあと。
そして、ポピュリズムとナショナリズムの高まりは
前大戦前夜を思い起こすわけですが、いまそんな戦争を
起こす経済的余裕もなければ、国民も行きたくないでしょう。


そもそも、経済最優先の資本主義が民主主義と同義になってるあたりからして、このシステムは行き詰まりを迎えつつある気がします。

今年
「ホモ・サピエンス全史」

 

 


「がん 4000年の歴史」

 

 


を並行して読んでいたのですが、まず前者は人類の歴史を発明してきたシステムと交え、時空軸を自由に飛び越えながら解説していきます。

 

最初、少し戸惑いますが、慣れてくると「ああ、人類というのは余計な発明をしなければまだ奴隷以下なのか」ということがよくわかります。

産業革命がなければ、そして紙幣による幻想上の交換が成立しなければ・・・


これが、「がん」とも結びつきます。
がんの正体は長く分からず、よく知られていたのは乳がん、そして子どもの白血病でした。かたや腫瘍ができ、もうひとつは、ただ死ぬのを見守るしか無い。

人類がその問題に本格的に向き合い、本質に迫りだしたのは狂気の科学者たちの研究と偶然の発見、そして金が動くことがわかってから。

まだ400年も経っていないのです。

今でこそ悪性腫瘍が身体の至る所にできることがわかっていますが、それすら不明で死んだ人間も多かったはずです。そもそも生き残っている人間が少なかったのですから。


どちらも、別の側面からダーウィンや進化について触れていますが、そろそろ人間が意識も含めた進化と淘汰にさらされるべき時期がきているのかもしれません。


意識については、量子脳仮説があたっているのであれば、昔言われたアセンションというのもありだとわかります。

 

肉体がある日、全人類で滅び始める。。。そして、量子脳の量子テレポーテーションで余剰次元へ自分をバックアップ、クラウド化出来たものだけが生き残る---

そんな日が来るかもしれません。
 

それこそが人類に課せられた最大の呪いなのではないでしょうか?

 

 

 

やあ、どうも


実にお久しぶりでございます


呪われた世界史/双葉社

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呪われた世界史の刊行時に少し書いて以来です


なぜ、あまり書いていないのか。


熊本の地震とかあったじゃん、と思ってる方がひとりでもいれば幸せですが・・・・



熊本に地震が起こった程度で人類、滅びます?


これが破局噴火のはじまりであるなら、あり得ますが、そうそうないでしょう。



そうなのです、つまりはそういうことです。

直接的に人類滅亡につながる事案がないわけですよ。


陰謀論とかは、そんなややこしいことして遊んでないで、どうでもいいから
さっさと残ってる核を総動員させろや、そしたらイエス様が降りてくるんでしょ?

なにをためらう?

としかいいようがありません。





ゼロの激震 (『このミス』大賞シリーズ)/安生 正

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この「ゼロの」シリーズ最新刊では、とてつもない科学技術で、日本はマントルまで穴を
ぶち開け、そこに海水を注いで瞬間蒸発、そのエネルギーを電気に変換することに成功しているのですが。。。。


そのあとに続く、なんでもない場所にいきなりマグマが噴き出してくる様相はまさに、この世のおわり。

そして、最悪、関東平野は吹っ飛び、人類滅亡へ。。。。


このくらいのスケールの話が欲しいわけです。


ねえのかなあ・・・・