↑サピエンス全史
は興味があってすぐに読んだのですが、名著です。
時空をひょいひょい超えて時間のつらなりに応じて詳しく見ていないのですが、ここにあるのはイギリス、フランス、スペイン、アメリカ・・・歴史で習った先進国が、特に地球の全容が分かっていない時代に何をしたかが描かれています。
「滅亡へのカウントダウン」上下巻
人間牧場などのキーワードが好きな方は、とっくにわかっていると思いますが
人口がこの調子で増えるとやがて100億人を超えます。
それだけの人間がいまの先進国のような食事と水、生活空間を維持できるかというと、NOです。
幸いな事に、現在、先進国では子どもの人数が減っていますが、地球と人類の未来を考えるとこれは理にかなっています。
問題はイスラム教では子どもを多く設けると偉いという風潮があることですが、最近は控えめになってきているようです。
あとは年長者が死ぬのを待つか、年長者にだけ効果を発揮するウィルスをばらまくか。。
それで待ってられるでしょうか?
今、世界の先進国は自国ファーストのナショナリズムに侵され、その声を代表する者が政治の場で幅を効かせています。
中国は言うまでもなく、ロシアはプーチン、アメリカは最凶の大統領・トランプ、日本は独裁の喜びにすっかり浸かっている安倍政権。
EURO諸国も、右派が議会で存在感を持ち出しています。
さて、そういうわけで独裁的な国家が増えてくると、打ち合わせも話もまとまりやすい。
「やっぱり大々的に人を減らすには戦争だよね」
「人口はいまの1/3でいいだろ」
「核使う?」
「穀倉地帯を避けて都市部にピンポイントで」
「ああ、兵士も出す?」
「非常時だし、動員かけて絶望的な作戦を無能の下でやらせよう」
「いいね」
「きまったね。タイミングはどうしようか?」
「どうすっかなあ。シリア? 北朝鮮?」
というわけで、間もなく第二次大戦の6000万人を遥かに超える10億人単位の虐殺が始まります。