2014投手陣。 | 福島虎党の虎生活

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9年ぶりのセ・リーグ制覇に向けて絶対に欠かせないのが投手陣の活躍。


昨シーズンは防御率セ・リーグ1位の成績。

能見、スタンリッジ、メッセンジャーが個人防御率リーグ2~4位の成績を収めた。


しかし、今季に関しては外国人登録の関係で防御率リーグ3位のスタンリッジが退団。

先発に復帰させる予定だった久保がDeNAにFAで移籍。

中日からFAで獲得を目指していた中田賢は獲得失敗と戦力としてはダウンしたと言っていい。


今のところ先発で当確となっているのは能見、メッセンジャー、藤浪だけだろう。

4,5,6番手といったところはキャンプ、オープン戦でのアピール次第に懸かっている。


昨年の能見はWBCの影響で開幕投手を譲り、クライマックスでも登板機会が無いままシーズンを終え、悔しいシーズンだっただろう。その悔しさも有り、今季は自他共に認めるエースになってくれそうな雰囲気があるだけに期待は大いに出来る。


メッセンジャーも昨年は奪三振のタイトルを獲得し、先発投手陣を引っ張ってくれた。今季は来日早々に巨人戦での登板をアピールするなど優勝へ向けて気合十分なだけに今年もやってくれるだろう。


藤浪に関しては2年目のジンクスなど心配する声もあるだろうが、彼にはそんな事は関係ない選手だと信じたい。将来的な腰への負担を軽減するためにステップの位置を補正、体重も増やして進化し続けている。

今年は緩急、そして制球力を磨けば去年以上の活躍が出来るだろう。


問題はここからの4,5,6番手争い。

理想としては6人中2人ないし3人は左が欲しいところ。

そう考えると、昨シーズン9試合登板2勝5敗に終わった岩田。

今季に懸ける思いは人一倍強いだろう。今季ダメならトレード要員になってもおかしくない。

課題の立ち上がり、ここ一番での失点してしまう精神的弱さが克服出来れば、ローテーションの一角は間違いない。


そして昨年から先発転向した榎田。

昨年は巨人戦で良い投球があったが、結果は対巨人3勝2敗と1つ勝ち越したのみ。他は広島から1勝を挙げたのみで16試合登板で4勝9敗と結果を残せなかった。東京ガス時代の同僚、楽天美馬が日本シリーズMVPを獲得する活躍をした事で大いに刺激になった事だろう。去年培った経験を活かしたピッチングを期待したい。


候補としては他に

安芸スタートのドラ1岩貞。

先発転向を目指す筒井。

去年3試合登板に終わった小嶋。怪我が治れば十分可能性がある。

誰が先発の権利を勝ち取るのか楽しみだ。


そして厳しい戦いが待っているのは右の先発候補。

昨年8試合登板、防御率3.83ながら勝ち星の無かった秋山。

昨年はリリーフ登板だった3年目初勝利を目指す歳内。

一昨年終盤活躍したが去年は1試合登板に終わった岩本。

去年良い登板をしたが次の登板機会をなかなか貰えなかった白仁田。

去年、リリーフ中心の起用だった鶴。

二神の虎視眈々と狙っているだろう

この6人の争いになりそうだ。


リリーフ陣は昨年ベテラン陣が素晴らしい活躍をした。

その福原、安藤、加藤に加え、期待大の松田、玉置、沖縄組に抜擢された金田、田面にも期待したい。

去年悔しいシーズンを過ごした渡辺。

今季こそ復活を遂げたい久保田、西村。

左の中継ぎ争いは藤原を筆頭に正念場の高宮、新人山本、まずは中継ぎからだろう岩崎、ロッテを戦力外となり第2の加藤を目指す吉見の争いも楽しみだ。


抑えは新加入の呉昇桓。活躍してくれないと困るが、去年福原も抑えとして結果を残した事を考えると上手く休ませながら使って行きたい。


終盤投手陣全体も調子を落とし、失速して感があっただけに多くの選手が1軍で活躍し、上手く1,2軍をローテーションしながら回せれば、12球団どこにも負けない投手王国が築けるだろう。