秋分の日の昨日は久々の甲子園デーゲーム。
デーゲームもあってスタンドには多くの阪神ファンが詰めかけた。
阪神先発は能見。ここまで３試合２４イニング無失点を継続中という事で昨日も多くの阪神ファンが期待していた。昨日の能見は全体的に球が高かった、制球が安定しないことで思うようなピッチングが出来ていなかった。中日打線も低めを捨てているようだった。
能見は2回に２アウト１，２塁から大島に先制タイムリーを打たれて失点。
その後もなかなか本来の調子にはならずも、要所要所上手く抑えて味方の援護を信じて待った。
その阪神打線は中日先発今季初先発の伊藤から４回１アウト3塁のチャンスを生かせず、５回にはノーアウト１，２塁のチャンスを作りながら浅井がバント失敗併殺で最悪の結果になってしまった。
それでも能見は辛抱強く投げて8回に1点を追加されるも8回を投げ2失点と試合を作った。
負けはしたが、能見は悪いなりにも試合を作る事が出来た。エースとしての力は発揮できていたと思う。
来季こそは真のエースとして多くの貯金を作れる投手になってもらいたい。
昨日の阪神打線は不甲斐なかった。
中日先発伊藤の荒れ球、強気のストレート勝負に成す術が無く７回９５球に抑え込まれた。
各打者各打席に甘い球が見られたが、甘い球を見逃し続けた阪神打線。積極性が無さすぎたのは明らかだった。追い打ちを掛けるように５回浅井のバント失敗併殺で一気に勝機を失った。
この時期にベテランの域にある浅井をスタメンで使い、大事な場面でバントを決めて貰えないのでは使っている意味が全くない。浅井も自分の立場、置かれている状況を考えなければならない。今のままでは来季も変わらず１，２軍を行ったり来たりの繰り返しで最後には球団から見捨てられてしまう。
今一度自分自身を見つめ直し、1つも２つもレベルアップを図らなければ今後生き残っては行けない。
浅井の今後、来季の変化に期待したい。
昨日の負けで今季ここまで借金２０には成るまいとこれまで12度阻んで来たが、２００１年以来となる借金２０になってしまった。
昨日の試合に関係は無いが、岩本の登板はもう無いのか。いつ投げさせるのか。間を空けすぎているのは非常に残念。育つものも使う側がちゃんと計画性を持って使って挙げなければ育つものも育たない。