打線開花も悲劇。 | 福島虎党の虎生活

福島虎党の虎生活

気分次第の適当な、気がついたら辞めてるかもしれないブログ。
自己満足のブログなので閲覧が無くても問題なし!!
コメントなんて貰えるなんて夢にも思ってません。

打線が不調の中なんとか引き分けや勝利を手にしてきた阪神。

日曜に巨人に完敗し、連敗だけは避けたい阪神の相手は広島。

先発投手陣が安定した事で開幕カードこそ転けたが、その後6連勝と波に乗る手強い相手。

その上、阪神先発は前回3回5失点で降板のメッセンジャーと不安が残る。

しかし、心配は初回の阪神の攻撃で全てを吹き飛ばした。

先頭平野がヒットで出塁し柴田送りバントの後、鳥谷四球、新井にもヒットが生まれ1アウト満塁。続く打者はヤクルト戦のホームラン以来当たりが止まっているブラゼルだったがライトへきっちり2点タイムリーを放ち幸先よく先制に成功。

その裏、先制してもらい大事な回。阪神先発メッセンジャーは2アウト1,3塁のピンチもゼロ。

勢いに乗りたい阪神だったが2回の攻撃で悲劇は起きた。

先頭金本が2塁打で出塁し、続く藤井が送りバントの構えを見せていた2球目が藤井の顔面に当たり、藤井はそのまま緊急搬送。広島先発大竹は危険球退場となった。

城島が捕手が出来ないのに加え、藤井が長期離脱となれば非情に痛い。チャンスが生まれたのは小宮山。藤井が長期離脱なら阪神の優勝は小宮山の成長が大きく左右する事になりそうだ。

急遽広島篠田が登板した事もあるだろうが、この日の阪神打線は今までが嘘のように爆発。
3回にも新井の四球からブラゼルからメッセンジャーまで5連打で3点追加。平野、柴田は倒れるが鳥谷がレフトへタイムリーで4点目。鳥谷は開幕戦以来の打点。

6点リードを貰ったメッセンジャーは4回裏、ヒットと四球。鳥谷のファンブルでノーアウト満塁のピンチを招くと堂林三振の後、倉に2点タイムリーを許すも後続を抑えピンチを切り抜ける。

止まらない阪神打線は6回、柴田ヒット。鳥谷四球、新井がライトオーバーの2点タイムリー2塁打で8点目。

8回にはランナーを1人置いて鳥谷が4球目のアウトコースのストレートを完璧に捉え2ランで今季初の2桁得点の10点目。安打数も今季最多の15安打。

メッセンジャーは悪天候もあり難しい中での登板でしたが、前回とは違い自分のリズムで投げられた。7回 被安打7 四死球2 奪三振3 球数112と良く投げた。

打線が上手く機能したのは本当に大きな収穫。特に3,4,5番の鳥谷、新井、ブラゼルに当たりが戻ってきた事で大小の攻撃が可能になり、どこからでも点が取れる事、攻撃のオプションが増える事はありがたい。

しかし心配なのは藤井の状態だ。直ぐに戻って来られるとは考え難いだけに小宮山には本当に頑張ってもらわないとならない。

小宮山は今回の事をチャンスと捉え、自分をアピールしながら捕手小宮山を全面に出し、成長する事がが出来るか?

それともプレッシャーを感じ、自分を出しきれずに終わるのか?

配球面でのリードはそこまで心配はしていないが、投手への心配り、うちの部分、心のリードが出来るかが当面の課題だろう。

チームメイト、首脳陣、ファンの暖かいサポートが必要になってくる。

矢野が引退し背番号39番を受け継ぎ、狩野が捕手から外野手になり、城島が故障し今年開幕前に藤井が故障。そして昨日、藤井の顔面死球と何だか正捕手小宮山誕生を促しているようだ。






Android携帯からの投稿