おはようございます!(^^)!

北習志野えんどう内科 院長のえんどうです。

 

今日のお話は、

日本人が大好きな【白米】についてです。

 

血糖値が上がりやすい食べ物の

代表格の様に考えられがちな国民食のお米

 

でも、工夫次第では

血糖値を上げにくくすることができちゃいます。

 

そんなステキな方法を、

今日はお話していきましょう(^^)/

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日本人の主食である白米
みんな大好きですね。


でも、

「血糖値が高くなるから・・」と

お医者さんからは控えるように言われる、、、

そんな方に朗報です(^^)/


白米を食べても、
食後血糖値の上昇が緩やかになる

そんなステキな「白米の食べ方」

ご紹介していきましょう。


【血糖値が上がりにくい食べ方のコツその1.】
★かけごはんにする


ある大規模臨床研究で、
【白米単体でごはんを食べるよりも、
¨混ぜごはん¨¨かけごはん¨にしたほうが
血糖値の上昇が抑えられる!】

と判明しました。

つまり、

「納豆ごはん」「卵かけごはん」は、
同じごはんの量でも、白いごはんに比べて

血糖値が上がりにくいのです。

で、僕的に超おススメなのが

とろろご飯(^^)/


とろろごはんの血糖値の上昇は
なんと、白米の約半分です。
半分ですよ。半分‼️(笑)


ごはんを主食にしている日本人の場合、
「白米にどういう食品を組み合わせるか?」

を意識することが血糖値をコントロールする上でとても大切になります。


で、ここからがとっても重要なんですが、

GI値(グリセミック・インデックス)という
食後血糖値の上昇度合を示す指標があります。
 

GI値は海外でも積極的に取り入れられ、
糖尿病の食事療法としても使われる指標です。

日本GI研究会という機関が計測した、

GI値があるので、見ていきましょう。


この指標では、

ごはん1膳(約150g)のGI値を

100としたときに、

・白米に近い(GI値83以上)食品=高GI


・中程度(GI値65~82)の食品=中程度GI


・64以下の食品=低GI
と分類しています。
(※各食材のGI値についてはググると出てきます)


普段の食事では、

なるべく中程度GIから低GIの食品を

多く取るようにするといいでしょう。

で、話は戻りますが

GI値で見ると、すりおろしたナガイモをかけた
「とろろごはん」は、超優秀な低GI食です。

普通に白米だけを食べたときより、
とろろごはんのほうが、血糖値の上昇度合が
半分ほどにまでゆるやかになります。

 

つまり、

とろろご飯1杯食べたとしても

白米の1/2杯程度の血糖値の上昇ですむ

ということになります。


高GI食である白米が、とろろをかけただけで

あっという間に低GI食に変身するのです。

これは、ナガイモに含まれる

ネバネバ成分の¨ムチン¨による効果です。
 

ムチンは食物繊維の一種。
糖質の吸収を遅らせてくれる働きがあります。

かけごはんのほかに、
ヒジキやワカメ、タケノコ、シメジ、

マツタケ、コンニャクなど、

食物繊維が豊富な食材を組み合わせた

「混ぜごはん」も、
血糖値の上昇がゆるやかになります。

これはもう・・・

ごはんに混ぜたり、かけたりしない手は

ありませんね!(^^)!


ただし、美味しいからといって
食べ過ぎてしまっては意味がありません。


味つけは薄めにして、
よくかんで、ゆっくり食べるようにしましょう。

【血糖値が上がりにくい食べ方のコツその2.】
★冷やごはんにする
 

炊きたてのお米はとても美味しいのですね。

でも、血糖コントロールの点からいうと、

お米は一度冷えたもののほうが、

血糖値の上昇がゆるやかになります。

これは、

冷やすことによってごはんのでんぷんが

「レジスタントスターチ」
というでんぷんに変わるためです。

レジスタントスターチを日本語に直すと、
「難消化性でんぷん」となります。

つまり、

「消化されにくいでんぷん」ということ

温かい炊きたてのごはんは、

血糖値が急激に上がります。

一方で、

冷えてレジスタントスターチが増えたごはんは、

小腸で吸収されるのに時間がかかり、
血糖値が上がりにくいのです。

[冷やごはんでお茶漬けをする]

という食べ方がありますが、

これは血糖値を上げないお勧めな食べ方ですね。


一度にたくさんごはんを炊いた後、
小分けして冷凍しておくのもよいでしょう。 

【血糖値が上がりにくい食べ方のコツその3.】
★お寿司にする

お酢と冷やごはんのW効果で

血糖値上昇をガッツリ抑える。

シドニー大学のミラー教授の実験によると、

お寿司のGI値はとっても低いことが

わかっています。

では、

なぜお寿司は血糖値を上げにくいのでしょうか。


まずは、先程お話をした
冷やごはんによるレジスタントスターチの
効果が考えられます。

加えて、

お酢は血糖値を上げにくくする働きがあるので

冷やごはん効果に、さらにお酢が加わることで、

ダブルパンチ効果筋肉キラキラ


血糖値がヒジョ~に上がりにくくなります。

白米と酢、お魚との組み合わせについて

血糖値の上昇具合を調べた研究があります。

普通に白米を食べたときの

血糖値の上昇度数を100とすると、

すし飯にしただけでも、
血糖値の上昇度数はなんと7割もダウン。

そして、すし飯に

カツオのタタキやマグロ、ホタテなどの

魚貝を乗せると、血糖値の上昇は

さらにゆるやかなものになります。

食べ方次第で、

ごはんは食べるのをあきらめなくてもよい!

ということがおわかりいただけると思います。

この他にも、

おにぎりにしたり、お弁当のご飯を利用するなど

レジスタントスターチを利用して
血糖値の管理に活かしてみてくださいね!(^^)!
 

 

【まとめ】

いかがでしたか?

 

本日は、

血糖値を上げにくくする

お米の食べ方についてでした。

 

僕たち日本人の国民食、

【お米】

食べ方の工夫次第で、

血糖値を上げにくくすることができます。

 

取り入れられそうなものがあれば、

是非とも取り入れてみてくださいね!

 


それではまた!


今週も、最高な1週間にしていきましょう

(^^)/

 

北習志野えんどう内科

院長   えんどう