みなさんこんにちは!(^^)!

北習志野えんどう内科 院長のえんどうです。

 

本日のお話は「正しい血圧測定法」です。

 

日本人のうち4300万人のひとが患っているいわれる高血圧。

すなわち3人に1人が高血圧ということになります。

そして、30代からじわじわと増えていくことも統計からわかっています。

 

元々日本人は「醤油や味噌」といった文化のため

高血圧になりやすい民族です。

 

高血圧で病院に定期的に通っていて、

お医者さんから、「自宅でも血圧を測るように!」

と言われている人も多いかと思います。

 

「自宅で血圧を測るのと、病院で測るのとで数値が変わってしまうんですけど・・」

そんな風に感じたことはありませんか?

 

そんなあなたへ朗報です。

じつは、自宅で血圧を測る場合にやりがちな

「7つの間違い」というものがあります。

 

ですので、自宅で血圧を測る際には

以下の7つの点に注意して測っていただけたらと思います。

 

病院と自宅で血圧の数値が異なる原因が、

見つかるかもしれません。

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北習志野えんどう内科は

糖尿病を中心とする生活習慣病が専門のクリニックです。

ブログ単独でも皆様の健康のお役に立てますし、

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血圧測定でやってしまいがちな7つのよくある間違いとは――。

 

世界的権威である米国心臓協会というすごい協会があります。

今回、米国心臓協会の方から正しい血圧測定法の発表がありました。

 

米国心臓協会が示した、

「血圧測定でやりがちな7つの間違いと、正しい測定方法とは?」

 

答えは以下の通りです。

 

①膀胱が満タンで測定

実際の血圧値より10-15ポイント高くなることがあります。

血圧測定の前には必ず排尿し、膀胱を空にしましょう。

 

②前屈みの姿勢、あるいは背もたれや足を支えるものがない状態での測定

実際の血圧値より6-10ポイント高くなることがあります。

背もたれに背中がついた状態で

足の裏もしっかり床に付いている状態で測りましょう。

 

③腕をぶら下げて測定

実際の血圧値より10ポイント以上高くなることがある。

カフを巻いた腕が、自分の心臓の高さ(乳首前後の高さ)

になるよう、腕は椅子やカウンターの上に置きましょう。

 

④衣服の上からカフを装着して測定

実際の血圧値より5-50ポイント程度高くなることがあります。

測定エラーを防ぐため、カフは裸腕に巻きましょう。

 

⑤小さ過ぎるカフで測定

実際の血圧値より2-10ポイント高くなることがあります。

カフが腕の直径にきちんと合っているかどうかを確認しましょう。

 

⑥脚を組んで測定

実際の測定値より2-8ポイント高くなることがあります。

脚は組まず、足台などの支えがある状態を確保しましょう。

 

⑦話をしながら測定

実際の測定値より10ポイント程度高くなることがあります。

正確な測定を行うため、測定中は動いたり話したりしないようにします。

 

いかがでしたか?

 

「血圧測定でやりがちな7つの間違いと正しい測定方法」

について書かせていただきました。

 

当たり前のようなものから、

意外なものまであったのではないでしょうか?

 

思い当たるポイントがありましたら

是非とも今日から実践してみてくださいね!(^^)!

 

それではまた!

今日も最高にワクワクした1日にしていきましょう!

 

えんどう