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残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。


「さよなら」って降る手に

泣きながら微笑むだけで

「さよなら」って言えなかった

ありがとうさえ言えなかった


青空も寂しそうに泣き出して滲むんだ

青が滲んで夕焼け

赤が夜を連れてくるんだ


「大好きでした。」

とっても寂しがりな強がり

「大丈夫だよ。」

とっても泣き虫な強がり


我慢なんていくらしたって

延々と涙は溢れるのに

どうしたって今日も強がって笑っちゃうんだ


「大丈夫だよ。分かってるから。」

そう撫でるずるい温もりに

今日も延々泣かされる

どうしてそんなに優しいの?


「大好き」だなんて言えないよ。

嫌われる勇気がない弱虫な僕には

「帰らないで」なんて言えないよ。

困らせたくないもん。大好きな君を


「またね」って振る手だよ

泣いたらちゃんと笑顔で言うんだ

「またね」って言うだよ

ありがとうって手を振るんだ


どこまでも突き抜ける青い空

もう滲まないよ

夕焼けが連れてくる夜だって

もう寂しくないよ


星を探そう

大好きな君となら夜だって怖くないや

まだまだ怖がりな僕はそれを言えそうにないけど


朝を待とう

明日君に会ったらどんな話をしよう

どんな話をしたら大好きな笑顔がみれるかな


そうしてまたもっといっぱい好きになるんだ

そしたらいつか僕が君を幸せにするんだ

君が僕の幸せだから


「さよなら」はもういらないよ

「またね」って今日に手を振って

「おはよう」って大好きな朝に微笑むんだ



photo by あいと
Twitter @05cmBZIYwx90UPl


併せた掌

数珠を鳴らす


「ねぇ神様、

この声は聞こえますか?


祈る事しか出来ないなら

もう願いなんて捨てろよ

言葉にも出来ない夢なら

もう叶いやしないから諦めちまえ


「ねぇ神様、

そんなに僕が嫌いですか?


何度失い 何度傷付き

後どれだけ泣けば幸せになれますか?


祈る神は役にも立たないFAKE

願う俺は脳が足りないFREAK


「ねぇ神様、

アナタへ曰う信仰心とやらは美味しいかい?


巫山戯た顔で泣く有象無象を括る

祈りなんて結局他人任せなだけさ

祈る神なんて何処にも居やしない


だってそうだろ?

叶えるのも掴むのもどう足掻いたって俺自身だろ?


併せた掌

数珠を鳴らす

縋る神を引き摺りおろせ


もう願いは叶うだろ?

だって俺はこんなにも可能性に愛されてる

だって世界はこんなに可能性で溢れてる

祈ってる暇なんてもうないさ

さっさと叶えちまうとしよう

ちっぽけな幸せを

くだらねぇけど当たり前な毎日を

とっとと幸せにしちまおう


「なぁ?神様、

幸せになっちまったら一緒に笑おう」


ちっぽけな幸せさえ

幸福だって笑える今がどうしようもなく神がかってるだろ?



photo by うらしまんTwitter//@urashiman0240 

咲く様に春が歌う

撫でる様に夏が笑う

心に触れる秋が優しい

愛を寄せ集めた冬が咲いた

ひとりぼっちなんて忘れた2月の終わり


想いを溶かした海は飴色

僕に溶ける麗らかな陽だまり

口に出した名前は「真綿のLUNA


歌が大好きな僕らは

ふたりぼっちの詩を詠う7月の終わり


しとしと濡れた羽は曖色

君を撫でる嫋やかな陽だまり

想いが溶けだした海は飴色

言葉にしたのは大切な「真綿のLUNA