残滓 -29ページ目

残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。

その影が暴虐の憂鬱で在れば
君の名前なんて根絶出来るのにね
後ろで嗤ってる不細工な塵が
ひしゃげてくのが唯一の救い

何歳までなら視える?
どうすればそれが貴方だと分かれますか?
幸運にも僕にはその歌が聴こえない。

水浸しの天井が嗤ってる
吊るし上げられた最愛が捩れてる
俺には与えられはしない
その先にはいつも声があるんだ

見尽くした悪夢を辿るのが君なら
焦げた肌を曝す貴方は誰?

嘘が嫌いな子供が暴くのは至らない、過去の寂虐?
幸福だと喚きながら確実に
その手から零れる幸運という飾り
不幸だと嘆くクセに
幸運という飾りに唾を吐く

理想が空想でなにが悪い?
夢が馬鹿げててなにが悪い?
明日が無様でなにが悪い?

俺自身が罪そのもので
日々そのものが贖いで
幸福そのものが絶望であり続ける事で意味を成すんだ

教えて欲しいよ。
この空はどうしてずっと黒いの?
この海はどうしていつも白いの?

誰かは、言うんだ。
「あおい海」「あおい空」
誰もが言うんだ。
「しろい雲」「しろい雪」

まるで夢の様な話。

答えて欲しよ。
この雲はどうしていつも紅いの?
この雪はどうしてずっと蒼いの?

皆が言うんだ。
「アスファルトは灰色」「土は茶色」

僕には分からないんだ。
そんな色に見えやしないから。

雨は甘いシュークリームの匂いで、
朝は日焼けした紙の色。
大好きな君の声は優しい陽だまりの匂い。

誰にも見えない世界
誰にも聞こえない世界
誰にも分かってもらえない世界

誰にも触れられないセカイ



眼を抉れ
耳を殺ぎ落とせ
唇を挽き千切れ
腐れる死臭さえも憎い

頭を叩き潰せ
指を切り落とせ
足を擦り潰せ
悲鳴さえ貪り尽くせ

存在で贖え 存在で償え
存在で味わえ 存在で悔いろ
存在の焼失のみで感じろ
生まれてきた過ちと愚かさを
詫びろ

死で示せ
死で語れ
死んで死んで死に尽くせ

生きてるだけで吐き気がする
死んでるだけで腹が立つ

生まれてきた事実を殺してくれ
生きてきた現実を殺してくれ
死んだその先まで殺してくれ

笑えないんだ
お前が生きているから
笑えないんだ
お前が死んでくれないから
お前が存在しているから
生きている心地がしないんだ