手首に私は今日も
存在価値を問う
下らない血を流す事で
生きてる証を抱く
痛みはもう感じない
夜な夜な崔なむ
記憶の傷みに比べれば 其れは些細な事象
指を1つ2つ折って
抱かれるのを待っているのに
私は今夜も独りで
夜の闇と戯れる
今夜も着信は拒否されたまま
爪を1つ2つ3つ 夜が明けるまで剥いで
指先に温もりを求め続ける
こんな夜は壊れるくらい犯して欲しいのに
いくら掛けても電話は繋がらない
深く深く皮膚を開けるのに
憂鬱は帰ってはくれない
闇は夜な夜な濃さを増して往く
堪えきれない絶望が
生まれながらの私の唯一の友達
傾く太陽が今日も私を見て見ぬふりをして隠れて行くよ
指を1つ2つ3つ4つ5つ‥潰して
幾ら数えても何日経っても 私の傍には此しかない