「皆幸せになるために生まれてきたんだ」
そんな言葉を吐くお前らがダイキライ
「今不幸なら必ず幸せがやってくるから」
そんな言葉を吐くお前らはどうぞ
そんな世界で笑ってて下さい
私のいるこの家(セカイ)には存在しません
朝も夜も昼も私が貰えるのは
怒りと罵りと暴力と激痛と鈍い血の味と眩暈
震えて眠る事さえ恐怖の日々
泣く私を殴る ナニカ
笑う私を殴る ナニカ
眠る私を蹴る ナニカ
母親という役割のナニカは潰すと鳴く縫いぐるみみたいにギャーギャー五月蝿いだけで耳障り
とうに私のことなんて視えてません
そんな私もとっくに私がなんなのかわからない
潰れた家族ごっこ
愛のない愛はもう沢山なの
幸せになったらどうせ不幸が待ってるなら
もうずっと私は不幸でいいや
偽物の笑顔を張り付けた頬
望まない愛に嬲られる日常
母親とか父親とかそんな意味の無い言葉はもう聞きたくない
アナタたちがつけたこの名前が悍ましい
アナタたちが呼ぶこの名前に吐き気が止まない
アナタたちから産まれたこのカラダが私自身が穢らわしくて仕方がないよ
生まれた事実を殺して
生きてきた日々を殺して
生きている今を殺して
生きていく未来を殺して
存在をもう殺してよ
願わない私の瞳の色は無色に狂う
色の無い朝日はもう沢山なの
「おはよう」はもう要らないから
最期に一言だけ
「おやすみ」って言わせて
朝が来なければやっと笑える気がするから
イラスト/haru@HARU17536115

