残滓 -15ページ目

残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。


花が咲いています

空が溢れた様な深い青

降り頻る彼岸花


赤茶けた瞼を擦る

眼球の亡い少女

煤けた髪を梳く

翡翠の櫛は嫋やか


鎮具破具な抒情詩


瞬く月

犇めき凪ぐ流星

頬を撫でる雨は雪

意図を梳かす泪は凍てつく


鎮具破具な抒情詩


花に眩暈

解けて眩暈

眩む傷み眩暈

涸れた青に縫い付けた曇


鼓動が黄昏

糸を失くした曇の詠


真綿を手繰る少女は廻る


雪が撫で星が凪ぐ月が瞬く

暗い眩む柔らかな暗黒


微睡みに黄昏

色の無い音に安息を......





いつだって僕は自分勝手で

人を傷付ける癖に

傷付けられる事に臆病で

気付けばひとりぼっち


別にもうひとりなんか平気だって

強がりながら

愛されたがりの寂しがり


「嫌わないで」

そう叫ぶ癖に拒絶してる

「愛なんてもういらない」

失うのが怖いんじゃない

必要とされなくなるのが何より怖いの


触れた夜は暖かくて

真っ暗でも陽だまりがありました

触れた朝は柔らかで

少しの不安も名前を呼ぶだけで和らいで

僕に触れる君がただただ愛おしかったんだ


届かない日々

愛は何時だって一瞬で

安心は何時だって曖昧に

僕らの孤独は揺蕩う幸福


いくら紡いでも声は返ってこない

いくら振り返っても隣には誰もいない


「愛してるよ」

嘘つきな君に注いだ愛は零れて枯れていく

「大嫌いだよ」

愛されもしない都合の良い僕は君のなに?


笑顔を作るのが苦手な君と

嘘を許せない僕

上手に騙されてあげれなくてごめんなさい


もう笑わなくていいよ

君の愛は嘘臭くて吐きそうだからもう要らないよ

僕の居ない隣を違う「厭い」で埋めればいいよ


裏切られるより何も無いひとりが幸福

泣きながら笑う日々より孤独が安息

少しだけでいいから眠らせて


そしたらまたちょっと頑張るから

大嫌いな朝も寂しい夜も好きになるから


Refrainする愛にさよなら

{CF9D2FE6-DD76-420E-9795-DA99812A9D78}


観て御覧 馬鹿な鳥が

巣から落ちて慌ててる

押された事に気付けず

巣に戻りたいと泣いている


生憎 声は届かない

小鳥よ 小鳥

貴方は棄てられたのよ


ここに絶望はない

ただ救いもありはしない


ただ生まれ

空の青さを愛して止まない

ただ毎日

皆が居る巣が大好きなだけ...


もしそれが悪かったていうなら

もう空なんて見上げたりしないから

もう愛なんて望んだりしないから

ねぇ神様、僕を巣に帰して‥


餌も皆に譲るし

汚い隅っこで寝るから

皆と一緒に居たいよ‥


僕はワルイコでしたか?

何かイケナイことしましたか?

ねぇ誰か教えてよ‥


こんな羽根なんて要らない

何処にも飛べやしない

羽ばたけないただの飾り



もう何も要らないから

ねぇ神様 僕を赦して

ねぇ神様 僕はここにいるよ

ねぇ神様 僕はもう帰れなくていいから

神様....    僕の分も皆に幸せを...





深い青にただ届かない願いは埋もれ

絆さえ嘘に変わる世界を赦す俺は笑ってる

馬鹿な鳥は動かない

愛した家族に裏切られ

落とされた事実すら知らず

馬鹿な鳥はもう動かない


小鳥よ小鳥

君のいない空でも

世界の色は素敵だね


小鳥よ小鳥

君のいない空は

今日も変わらず澄み渡る青で綺麗だよ


{1FA7FE86-D635-4CB8-B0F7-D8D70278F058}