┗エンジン
SIドライブのIモードだと加速感はなく、低速トルク重視のゆっくりとした加速をする。
Sモードからターボの強烈な加速を始める。
ドッカンターボという訳ではなく、かなりマイルドに加速Gがかかる。
S#になるとドッカンに近いほど強烈に加速感が変わる。
ターボでの加速時はエンジン音がなかなかするが、
Iモードで普通に走る分にはエンジン音はあまり気になるレベルではない。
――――ここから主観――――
Iモードでもパワー不足という感じはなく、あくまでパワーを抑えて走っていると感じられる。
S#だとああターボだなぁと実感できるほどパワフルになる。
先代よりもエンジンが大きくなり、トルクがフラットに近づいたせいかターボとしては乗りやすい仕様になっていたと感じた。
┗乗り心地
――――最初から主観――――
ビルシュタインは硬すぎず、特に不快な突き上げや振動もなく、大きな不満はない。
あくまで試乗しただけなので長距離走行やスポーツ走行については記載できない。
┗取り回し
最小回転半径は5.5mとボディサイズの拡大の割に先代と比べてもそこまで大きくは無い。
車幅が1780mmと先代よりも大きくなった。今までのモデルよりもリアウィンドウが寝ているが、後方視界を損なうほどではなかった。
――――ここから主観――――
フルタイム4WDのせいか、ハンドルを回せる範囲が少々狭く感じた。
サイドミラーが大きくなった事により、視認性は問題ない。
┗内装、居住性
かなり上質な内装になった。従来のスバルのような質素な感じではなく、高級感ある内装だ。
レザーシートの質感は悪くない。
220万からの車としては上出来。
電動式パーキングブレーキは位置に違和感を覚えるが、使いにくい事は無い。
後席もかなり広くなっており、先代までよりも大幅に居住性がアップした。
大人で身長が高くとも狭く感じることはないだろう。
ただしCピラーがかなり寝ている為ヘッドクリアランスがあまりなく、座高の高い人には少し厳しいかもしれない。トランクは奥行きがかなりあり、実際に外から見えているトランクよりも容積は多い。
――――ここから主観――――
写真で見るといいように見えるが、実際はプラスチック丸出しの質感の低い内装である。
デザイン的にはかなりいいのだが、良くも悪くもトヨタ的になった。
トランクルームの、配線がむき出しで麦球1個の照明はいかがなものか。
電動式パーキングブレーキは解除時にウィーン機械音が鳴り、少々不快。
シートはそこそこ柔らかい。
ホールド性はあまりよくないので、スポーツ走行するならば変えたほうが良い。
メーターが先代までのブラックフェイスメーターではなく、単なる安っぽいプリントのメーターになった。
かなり質感が落ちた部分の一つだ。
┗外装
ボディサイズの拡大とBMW3シリーズクーペ風テールランプにより、上級の車のような外観となった。
しかし先代後期の芸の細かいテールランプ(光らせた時に光が円を描く)とはうってかわって電球丸出しの安っぽいテールとなってしまった。
テールランプ自体の造詣は細かいのだが、
電球が直に見えるというのは造詣の点で大きなマイナスポイントである。
フロントフェイスは個性的なL字型ヘッドライトとなり、賛否両論だろう。
車高がかなり高くなり、タイヤハウスの隙間もかなり広い。この部分はスポーティとはかけ離れた外観である。
――――ここから主観――――
フロントフェイスに先代のようなシャープさはない。個人的にあの顔は嫌い。
トランクガーニッシュがボディ同色であり、すこし安っぽく感じる。
┗その他
全車オーディオレスから始まり装備が殆どオプションで、車体本体にはあまりついていない。
ここが2.5になっても価格が殆ど変わらないカラクリである。セットオプションがかなり多く、好きな組み合わせでオプション設定できないのはかなり痛い。
このオプション方式はトヨタがミニバン系で使っているものと同じ。
マッキントッシュオーディオはナビ一体式となり、マッキントッシュオーディオのみ、または別のナビとの組み合わせは不可。
値段は50万円。
またマッキントッシュやBOSEの様な元々が家庭用のオーディオは、内部抵抗値の違いによりスピーカー単体やウーファー単体で社外品への交換が出来ない。
交換するのならヘッドユニットごと全て交換しなければならないので、交換前提の人はオーディオレスでいいだろう。
――――ここから主観――――
ダークアメジストギャラクシィなるメタリックパープルの色がある。
フィットやオデッセイなどのホンダのパープルよりもっと明るめでメタリックで派手。
冒険した色であると思う。
マッキントッシュは走行中ナビ操作どころかオーディオの音質操作まで不可能になり、不便極まりない。
音質もマッキントッシュとはいえ、純正は純正。
大音量にしても割れない点と、チューニングの幅が広い点以外一般人には区別は付かないだろう。
・総評
――――最初から主観――――
ボディサイズが拡大され、エンジンも全て2.5以上となり、こんなのレガシィじゃない!という人も居るが、ターボでパワフルなエンジンとビルシュタインの足、全車4WDという記号的観点からは間違いなくレガシィである。
最小回転半径はさほど変わらず、居住性がアップしたのはかなり良い。
ボディサイズも最近のボディサイズとしては少し大きい程度なので慣れればそこまで大きいとは感じないだろう。トヨタ的なオプション設定と価格設定、内装になり、一見良く見えるのだが調べたり触ってみたりするとあまりよろしくない
。オプションを付け足すと2.5iでもすぐに400万近い金額になってしまうため、オプション価格には十分注意して検討しよう。





