『国境』の読みはこっきょう?、くにざかい? | 今日のは口に合わぬ!

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退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! 帝王に逃走はないのだー!

爆風スランプの「旅人よ~The Longest Journey」 を爆音で流しながら関越道を疾走!!


http://www.youtube.com/watch?v=ZhudvNm8YCs&feature=kp


1996年、人気バラエティ番組『進め!電波少年』で当時無名の若手芸人「猿岩石」がユーラシア大陸をヒッチハイクで横断するという前人未到の快挙を成し遂げました。 今や毒舌タレントである有吉弘行(元猿岩石)の語り草として有名です!


旅の途中、爆風スランプが猿岩石の2人を激励するためにインドまで駆けつけてこの曲を披露しました。

以来、猿岩石の応援ソングとして定着。 俺もカラオケでよく歌ったなあ・・・。(*^▽^*)

後に猿岩石自身もシングル『白い雲のように』を出して爆発的ヒット!


現在、コンビは解散し有吉はバラエティ番組で不動の地位を確立する一方・・・相方の森脇は実業家として活動中である。


その後はスターウォーズやバックドラフト(料理の鉄人で流れた曲と言えばわかりやすいかな?)など映画の主題歌聴きながら関越トンネル直前にある谷川岳パーキングエリアへ。






遠くに見える雪山は三国山脈。 秋になると紅葉と雪山のコラボが最高の景色を作り出す!!

標高は2000m程度だが中央分水嶺にある為、気候の変化が激しく切り立った岩場や崖が多く、ロッククライミングの聖地でもある。 しかし、遭難事故が非常に多い事でも有名だ!

興味ある人は「谷川岳 宙吊り」でグーグル検索してみよう。(((゜д゜;)))

近くにはスキーで有名な苗場山もある。




群馬県と新潟県をつなぐ大動脈である関越自動車道。 谷川岳を貫く関越トンネルはなんと11kmにも及ぶ(自動車道路では)日本一長いトンネルなのだ!! 並走する上越線や上越新幹線の鉄道トンネルは「清水トンネル」、あるいは「大清水トンネル」と呼ばれている。

ちなみに俺の出身地も静岡県の清水である。 清水違いだ!!



冬は豪雪地帯の為、チェーンおよびスタッドレスタイヤは必須! しかも、チェーンの場合トンネル内で切れたりすると危険なので谷川岳PAに寄って必ずチェーンを外すこと!! トンネル抜けたら直後にある土樽PAで再装着させる。 まあ・・・雪になじみ薄い静岡県民は冬には通らない方が無難だ。







谷川岳PAのとんねる館。 関越トンネルの歴史や構造、防火対策の知識が身につく。




谷川の六年水。 トンネル掘削時に湧き出た水が止まらなくなり・・・現在はこのように水道として引っ張り一部垂れ流している。 谷川岳の雪解け水が約6年の年月をかけて地下に浸透、クセの無い軟水でお茶やコーヒーにも使える。 実際飲んでみたが、静岡の水より若干軽めの味わい。




谷川岳の湧水をお持ち帰りする図。 ドラクエに登場するアモールの水みたいにHP回復するのかな?(・∀・)

売店で谷川岳PA名物のモツ煮、牛スジ煮を土産に買う。 

特にモツ煮は群馬産豚モツとコンニャクを谷川の六年水と群馬産味噌で煮込み、隠し味に牛乳を加えたこだわりの一品。 仕上げに七味唐辛子と下仁田ネギをトッピングすれば最高の酒のツマミとなる。


俺の地元の清水ではモツカレーが有名だけど、こちらの清水(トンネル)ではモツ煮が名産品!


さあ・・・いよいよ国境の長いトンネルに挑む!


沢山の素敵な思い出をありがとう群馬県! そして待ってろよー新潟県!!(*^o^*)/~



 

関越トンネル内、俄然テンション上がるwww

照明も多く、トンネル内は意外と明るい! (・∀・)


トンネル内で新潟県に突入、出口が見えてまたテンション上がる!!ヾ(@^▽^@)ノ


さしずめドラクエ2のロンダルキア洞窟を抜けるような・・・そんな思い出に浸れます。

http://www.youtube.com/watch?v=wHq6DNaNe3E




キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。 夜の底が白くなった。 信号所に汽車が止まった。


日本人初ノーベル文学賞作家、川端康成の代表作『雪国』のあまりに有名な冒頭部。 雪国を執筆した昭和10年当時、川端康成は当時開通したばかりの上越線の清水トンネルを抜けて越後湯沢に来ました。


俺も清水トンネルではないけど、並走する関越自動車道の関越トンネルを抜けて土樽パーキングエリアにやってきました~♪ 


さすがに5月にもなれば雪は降ってないけど、(今降ったら大問題だーw)

潜り抜けた谷川岳の山頂には雪化粧がまだはっきりと残っています!

この前は伊豆の天城越え、今回は上越の旅・・・見事に川端康成の歩んだ道をなぞる俺www



トンネルを抜けると・・・別世界。 そんな言葉がぴったりな感動的な景色です。  

新潟県に突入した俺は、さらなる旅の目的地へと車を走らせる・・・。