東繭倉庫内の展示場見物。 富岡製糸場の歴史について様々な知識を得る。
渋沢栄一は富岡製糸場の建設にまで関与していたのか・・・すごいな!(@Д@;
フランス式繰糸器の実演。(毎週水曜日に実演イベントがあるらしい。)
この日は水曜日で幸運にも見物できた。
蚕のさなぎを茹でて繭をほぐし、そこから機械で糸を取り出すのだが・・・・太さの違う糸を何本もより合わせて太さを均一にさせるなど結構難しい。
昔の西洋式機械ってなんか、ファンタジーの世界にも出てくるよね。 FFシリーズの飛空艇とか。
宮崎駿のジブリアニメでもこのような機械はちょくちょく登場する。
蚕のさなぎから絹糸ができるまで。 よくわかる解説。
展示場内では富岡製糸場の紹介ビデオ(約20分)が流れており、より詳しく知ることができる。
ちなみに・・・、あゝ野麦峠や女工哀史に登場する過酷な労働環境の製糸場は富岡ではなく長野県の岡谷製糸場である。 元祖ブラック企業か・・・。
展示場内の売店で、絹製のハンカチやストール、絹入り石鹸やサブレなど購入。 (ノ´▽`)ノ
繰糸場内。 繰糸機が辺り一面ズラリと並ぶ!! 建物はかなり広く、壁一面にはガラスの大きな窓。
当時はまだ照明設備が発明されておらず(エジソンが発明したのが1880年だから、それよりも昔!)大きな窓で採光していた。 繰糸場は柱のない大広間だが天井の梁はトラス構造で地震にも強い。
富岡製糸場の建設に携わったフランス人技師、ポール・ブリュナ氏の住居。 渋沢栄一と協力してわずか3年足らずでこれほどの建造物を建てたのだから驚きだ! しかも当時の技術で・・・。
近くを流れる鏑川(利根川水系)。 この辺りは自然が豊富で建築材料となったレンガや石灰も富岡付近(甘楽や下仁田)で仕入れたものだ。
謎の小屋。 外壁はレンガで西洋風だけど屋根部分が昔ながらの日本製! 和洋折衷の極みここにありw
東繭倉庫と西繭倉庫の間の広場。 煙突がまた雰囲気出てます・・・。(・ω・)/
繭の乾燥場。 今年2月の大雪で見るも無残に崩壊してしまった・・・。o(;△;)o
ちなみに、こちらが在りし日の乾燥場。 2011年3月の東日本大震災には耐えたのだが・・・記録的大雪の重みは想定外だった。
一日も早い復旧を願います。











