静岡の代官山と呼ばれる鷹匠界隈はお洒落で人気ある高級料理店がズラリと並ぶ。
新静岡セノバのすぐ近く、狭い路地を入った場所にひっそりと店を構える隠れ家的な和食の店「四季の味 寿々喜」にこの前お邪魔した。 店構えからして高級感があり、期待出来そう!
まだ正月期間ギリギリだったので、お通しは黒豆、数の子、田作り、穴子とゴボウの八幡巻が出てきた。 店内は広めのカウンターに威勢の良い親方がいて常連客との会話で賑わっていた。
俺も親方や女将さんと話しながらビールとお任せコースを注文。
親方の鈴木高雄氏はあの「料理の鉄人」で和の鉄人・道場六三郎氏と死闘を繰り広げた神田川俊郎氏のもとで修行した生粋の料理人。 酒やワインにも詳しくその話で盛り上がった♪
焼津港から水揚げされたばかりのバチマグロ、アオリイカ、ヒラメ、アカムツの刺身。そして酢で軽くしめたサバ。 サバの脂の乗りと酢のしめ具合が絶妙。
エビと里芋のしんじょ、アカヤガラ、椎茸の汁物。 アカヤガラは幻の珍魚でめったにお目にかかれない高級魚。締まった白身が特徴。
太刀魚塩焼き。 シンプルな料理だけど素材が違う! 骨も煎餅みたいにバリバリ食べられます。
甘鯛かぶら蒸し。 かぶらとは野菜のカブをすりおろして泡立てた卵白と混ぜたもの。 寒い時期の料亭ではお馴染み。
車エビ、フグ白子、タラの芽の天ぷら。
タラの芽はちょっと苦かった…(^_^;)
蒸し牡蠣。サイズも大きくレモン汁と特製辛味タレの2つの味を楽しめる。
締めに葉唐辛子の雑炊、キウイのシャーベット。
奉仕料込みでだいたい一万円程度。この界隈では平均的価格帯だ。味も店の雰囲気も良し。 春か夏ぐらいにまた行こうかな?
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