二足の草鞋 -40ページ目

孤独な道標 【第十一章】~雑魚と下女⑦~

【第十一章】
≪雑魚と下女⑦≫

自宅に帰り、記事を書き続けた。

タイトル:欲塊

この1年間、彼女を抱きたくて仕方なかった
 久しぶりに彼女を抱いた感触が忘れられない
 あの胸もお尻も唇も1年も経っているのにすべて俺が教えた通りに反応する
 縛りこそしなかったが調教した甲斐があった

 彼女は無抵抗で俺を受け入れてくれた
 おまえはやっぱり俺が欲しかったんだな
 抱きしめてキスをしただけなのに
 おまえはもう濡れていたからな
 ああやって嫌がっていても身体は俺の棒を欲しがっているんだからな
 連絡をくれよ
 次は俺の棒をすぐにぶち込んでやるよ
 俺のパスワードを知らないふりしてたけど知ってるんだろ?
 パスワードさえ分かれば俺たちの世界を作れるんだ
 秘密の世界を
みるくなら俺のブログのパスワードを知らない筈がない。パスワードさえ分かれば、俺と二人で雑魚を退治する手はいくらでもあるんだ。
二人でこのブログを盛り立てよう。
タイトル:理解したこと
幸せは待っていれば訪れるということ
 俺は一生お前を愛する
 叶えられなくても
 約束が果たされなくても
 俺にはお前しかいないんだ
 俺は見て判るよう更生したんだよ
 今日、彼女と会って話をした
 邪魔者がいない密室で彼女と二人っきりで話をした
 ただそれだけで俺は嬉しくて涙が出そうだった
 彼女は優しく俺に語りかけてくれた
 なぜ

 俺から離れていったのか
 俺に落度があったのは確かだ
 彼女には切々ときり出された耳を塞ぎたくなる言葉
 でも俺自身もこの1年いろいろと考え更生の道を歩みだした
 いろいろ話をするうちに彼女は
 泣き出してしまった
 その涙は俺への同情の涙か
 その涙の意味は最後まで分からなかった
 ただ

 俺は彼女の温もりをこの肌で1年ぶりに感じることができた
 そんな彼女の温もりがいまでも俺の体に残っている
 彼女の心がいま俺の元にないのは分かる
 だが
 彼女を1年ぶりにこの手で抱いたとき確信した
 彼女は俺の元へ戻ってくる
 これで雑魚も動揺するだろう。ちょろいもんさ。