チェンは残留の意向

この時期の話題はどうしても契約更改交渉ですよね。ドラゴンズとして一番気になるのがチェン投手はメジャーに移籍するのか、残留かですよね。左の先発の柱がいるのといないのでは戦力も随分変わってきますから。まあ、台湾から来てドラゴンズに育ててもらって日本人並みの給料を貰い、成績が良くなったから即メジャーではむしが良すぎますよね。

その間は手術もしたしどれだけドラゴンズにお世話になっていたかチェンは忘れていないと思う。一年前の交渉時には７５００万増の１億１０００万円と大甘査定で大台を突破した。もちろん、球団もチェンのメジャー希望は承知で昨年の契約の中に、契約満了をもってＦＡ（フリーエージェント）になるサイドレターは存在しないようになっていました。

球団が意図してそういう契約にしていたかはわかりません。普通は単年度契約の場合、自由契約になり事実上ＦＡの立場で他球団と交渉が自由にできる。しかし、ドラゴンズの場合は外国人選手に「付帯条項」を認めておらず、球団の了承を得てのポスティング（入札）制度しかメジャー移籍の手段はないのです。このへんはさすが、東大出でドラゴンズの選手になった井手編成担当の頭の良さだろう。

チェンも昨年にマネジメント会社の代理人アラン・ニーロ氏と契約をしてメジャー移籍について「今後のことは代理人に任せています」と発言をしていました。アラン・ニーロ氏はメジャーにいた城島や田口とも契約していたやり手と言われる代理人です。結局、契約からいって来季にメジャー移籍をする場合は球団の了承を得てポスティング制度に限られるのですよ。

球団がチェンを手放すなんて考えられないから残留という事になると思います。チェンも来季は「メジャーに行きたい気持ちはあるけど、まだ中日でやり残したことがある。それからでも遅くはないと思っている」と言って残留は間違いなさそう。・・・続きを読む

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