打線が爆発して快勝

５回、中日・荒木がタイムリー３ベースを放つ
＝マツダスタジアム

広島１－１０中日

苦手の敵地での戦いでドラゴンズは打線が爆発して快勝でしたね。相手は広島で１０連勝と完全にカモにしている。広島は野村監督になり、今季はあの黄金時代のような機動力を使った嫌らしい野球を想像していた。ドラゴンズは野村監督の選手時代に酷い目にあっていたから今季は苦戦すると思っていた。

ところが、機動力を生かそうにも投手が大量失点してしまうから機動力は機能していないのが現状だ。野村監督が目指す野球は今季の盗塁数を観ればわかる。リーグトップの１０７で羨ましい限りだ。ドラゴンズは５０でワースト。こう考えると野球は投手が良くなければ勝てない。

広島は若い投手が多いから伸びてくると機動力もあるから今季は無理だろうが怖い存在になって、おお化けするかもしれない。その辺を踏まえて広島には挑まないと今後の対戦は厳しくなる感じがする。特にマエケンが投げる試合は要注意だ。そう簡単には大量得点は望めないからなあ。

この試合は広島からすれば最悪の試合で投手陣が総崩れ。こうなったら貧打線のドラゴンズでも楽勝になる。それにしても序盤はドラゴンズが攻めても得点できず嫌な展開だった。５回にようやく荒木と大島のタイムリーで２点を先制できた。そして７回の森野の２点三塁打で追加点を入れ勝負あった感じだ。

終わってみれば１７安打の１０得点。初回以外は毎回安打でスタメンの中で無安打は和田だけ。和田はみんなが打てない時に打ってくれるから大丈夫。広島も細かいミスが目立ちドラゴンズは助けられた格好だ。どちらかと言うと貰った点が多い。点差ほど楽勝の試合に思えなかった。

ドラゴンズにもミスが多くて得点機を逃したからだ。５回に先制のタイムリーを打った荒木だが、３回にバントを失敗して併殺になるし、４回はブランコの二塁打で森野が本塁に突っ込んでアウトになった。最近、本塁死がやたらに多いが何のために三塁コーチがいるのかわからない。・・・続きを読む

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