０点では勝てません

４回　マウンドで落合監督(左)からカツを入れられる
中日・チェン（中央）＝スカイマーク

阪神１－０中日

何かやりきれない悔しい試合でしたね。いくらなんでも０点では勝てません。ドラゴンズの先発は予想通りチェン。期待に応え、いつもより粘りの投球が出来ていた。本人も言っていた最少失点に抑える気持ちが伝わってくる投球内容だ。

序盤を終えて０－０なら完全にドラゴンズの方が有利な展開になると思ったが、何せ守備で足を引っ張ってはリズムが悪い。４回の荒木の失策なんて最悪。今季１９個目で失策王を巨人の坂本と並んで争っている。よくチェンが１死満塁のピンチを切り抜けたと思う。

均衡が破れたのは５回、二塁打のマートンが犠牲バントで三塁に進み、鳥谷の犠飛で０－１と先制された。これもセンターの大島からのホームの返球が大きく逸れてクロスプレーにもならなかった。大島には、もっと１点の重みを知ってほしい。

結局、この１点が決勝点となってしまった。いくらなんでも打線が悪すぎ。１番痛かったのが４回に先頭の森野が四球で出塁しても後続が繋がらない。ここで点を取らなければ、どの打順で取れと言うのか。ブランコと野本の連続三振にはあきれてしまった。

試合の流れからこのままズルズル行って終わってしまうかと思ったが、８回から阪神が先発のスタンリッジ から藤川球にバトンタッチ。これが継投の難しいところ。ドラゴンズ打線はスタンリッジ から散発の４安打に抑えられ、お手上げ状態だった。ところが・・・続きを読む

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