何でヤクルトに負け越すのか

ここに来て我がドラゴンズは夏バテか。大事な時期に引き分けを挟んで４連敗。レギュラーシーズンに入って前半から飛ばしたわけでも無いのにイマイチ調子が出ないドラゴンズ。これが実力と言ってしまえばそれまで。

首位阪神とのゲーム差が６に広がり残り試合（４６試合）を考えると追いつくのには苦しい状況になってきた。ドラゴンズは阪神と巨人の上位とは五分の試合をやっているが、下位球団のヤクルトに唯一負け越している。

それに対して阪神と巨人は下位球団をいじめにいじめて貯金を貯めている。巨人なんて広島相手に１２勝２敗。広島だけで貯金１０で下位球団を合わせて１９の貯金。

阪神は１４でドラゴンズは５と下位球団の星を落としただけゲーム差を広げられた感じだ。阪神が首位になったのは直接対決で巨人に勝ち越しているから当然の結果といえる。

巨人なんて広島のおかげで今の位置にいるが実力から言ってドラゴンズと良い勝負になっているだろう。それだけ下位球団に取りこぼしをしたチームが上にいけないということになる。

何で天敵の館山がいないヤクルトに負け越すのか？戦力を比べてみる。どちらかと言うと良く似たチームといえる。打線を比べるとクリーンアップはドラゴンズの方が断然強い。

しかし青木から始まる上位から下位打線の切れ目が無いので得点能力はドラゴンズと変わりない。結局、ドラゴンズは森野と和田の２人は優れているが、他の野手はヤクルトに劣っている感じ。特に１，４番が期待はずれ。

投手陣も良く似た戦力だ。先発の駒はドラゴンズの方がしっかりしている。救援陣はドラゴンズに比べればたいしたことはないが増渕、松岡、林昌勇と勝利の方程式がある。

だから勝つためには先行して逃げ勝つというか守り勝つのが両チームの勝ちパターン。それが最近出来ていないのがドラゴンズ。下位のヤクルトにてこずって優勝から遠ざかってしまった。

まだ諦める時期ではないので一戦一戦大事に戦ってほしい。まずはきょうの試合で野手陣が投手を盛りたててヤクルトを飲んで連敗脱出だ。

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