ローテーション入りは誰?
日本ハム-中日 1回で降板し、その後ブ
ルペンで近藤コーチ(左)の指導を受ける伊
藤=ファイターズスタジアムで(北田美和子撮影)
オープン戦も残すところあと5試合となった。戦積は5勝7敗2引き分け。12球団中9位の成績。個人の成績もルーキーの大島の3割1分3厘が最高で和田が2割2分7厘。
あとの主力のスタメン組は1割台の低打率。投手も上位に名を出す選手はいない。記録には出ないが中継ぎの小林正がオープン戦無失点で抑えて唯一安定した投球をしている。
調整段階と言いつつファンからみればレギュラーシーズン大丈夫かなと思ってしまう人も多いだろう。今までのオープン戦を見ても今年もドラゴンズは守りのチームの体制だろう。
宿敵・巨人のような重量打線を相手に打ち合いで挑んではかなわない。1点を大事に守り抜く野球になるだろう。そのためには投手陣がしっかりしていなければ勝てない。
中継ぎ、抑えの投手のめどは立つ。先発は昨季最多勝の吉見、最優秀防御率のチェン、ベテランの小笠原のローテーション入りは実績からいって間違いない。
第3と言われるバルデスは昨日、中田に2打席連続本塁打を打たれたが、初めの3イニングは持ち味のクセ球で打たせる投球ができ、打者9人をパーフェクトに抑えた。
ただテレビで見たが、中田に打たれた球は高めの変化球で制球が甘い。真面目で勉強熱心なバルデスだから、制球力をつけてくれるだろう。
次に首脳陣が期待しているのが、昨日の先発を2安打1四球で2点を取られわずか1イニングで交代した伊藤準だ。どうも首脳陣は内容の悪さで見切りをつけたのではなく、フォーム修正のためのようだ。
そして球数を投げずにオープン戦の残り5戦のなかで追試登板をさせる考えのようだ。この5人のローテーションがうまく機能すれば山井、川井もいる。
そして調整中で遅れている中田、朝倉、山本昌が控えている。先発の投手陣は豊富だ。しかし、開幕ダッシュと行きたいところでいまだ計算できそうなのはチェン、吉見、小笠原の3人。
残り5戦で結果を出した選手はローテーション入りが濃厚になるだろう。
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