吉見で勝利

◇オープン戦
　西武-中日（１３時、西武ドーム、１２４０１人）
中　日　００１　１２０　０１０-５
西　武　０００　１０１　０００-２

▽勝　吉見２試合１勝
▽Ｓ　平井６試合１Ｓ
▽敗　帆足３試合１勝１敗
▽本塁打　和田１号（１）（帆足）

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西武戦に３番手で登板した中日・岩瀬＝西
武ドーム【フォト】

ドラゴンズの先発は、右のエース吉見。右脚に打球を受けて降板して以来、約２週間ぶりのマウンドで６回途中２失点の内容。

まだまだ球速からいって本来の球威ではないが、さすが昨シーズン最多勝投手となった制球の良さで抑えた。

吉見本人は、六回途中までで２点を失い「カウントを取りに行く変化球を、しっかり低めに投げないといけない」と反省のコメント。

開幕戦の先発には拘っていないようだが自身としては吉見で決まりだと思う。吉見は「そこがすべてではなく、周りが言うほど意識していない」と口にしてから「あと１回あるオープン戦での登板で、きょうの反省を生かしたい」と言っていた。

何かコメントまでエースの風格を感じる。７回に３番手でドラゴンズの守護神、岩瀬がオープン戦初登板した。内容は２安打を許したものの、２三振を奪うなど得点は与えなかった。

連打を許さないところが良い。実戦感覚を戻すにはよかったようだ。今シーズンも最後は岩瀬で勝ちゲームを締めてくれる試合は多いから期待したい。

打撃ではこの関東遠征から１軍に合流した藤井が先制の左適時二塁打を放し外野争いのアピール。森野も昨日の２安打に続き今日も２安打を放し、しっかりと自分の形で打てている。

とりあえず２連続完封負けの後味の悪い試合の後に勝って良かった。

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