9月3日 ~ 近代チェコの作曲家 ドルドラ 没 | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

皆さま、今日もお元気でお過ごしでしたか?お月見

台風10号の進路がヒジョーに気になってます台風 月曜は果たして出勤できるでしょうか・・・

職場は休みにはならないので、どうやって行ったらいいのか・・・ぼけー汗

 

 

「今日はなんの日」のコーナーです。

参考にしたのは、近藤憲一氏著「1日1曲365日のクラシック」という本で、それにプラスαで書いています。(写真はwikipediaなどwebからお借りしました)

 

今日、9月3日は・・・チェコの作曲家 「フランティシェク・ドルドラの命日」 です。

 

František Alois Drdla:1868.11.28-1944.9.3; チェコのヴァイオリニスト、作曲家

 

昨日のヴァーツラフ・ノイマンにつづき、今日もチェコの方です。

ただ、ドルドラさん、私は存じ上げませんでしたあせる ただ、今日の曲は聴いたことあるような、ないような?

ドルドラさんは、写真もとても少ないし、wikipediaでもその生涯に関する記述がたった4行しかありませんでしたあせる

 

 

フランティシェク・ドルドラ(ドイツ語読みだとフランツ・ドルドラ)は、1868年11月28日にチェコのモラビアのズジャール・ナド・サーザヴォウ(Žďár nad Sázavou)で生まれました。

 

若いころ(?)のドルドラ

 

最初にプラハ音楽院で学んだ後、ウィーン音楽院で学びました。ヴァイオリンを名匠ヘルメスベルガーに、音楽理論をブルックナーに、作曲をフランツ・クレンに師事しました。

ドルドラはヴァイオリンの名手だったので、ウィーンの宮廷歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、バイロイト祝祭劇場のコンサートマスターとして活躍した後、ソロ活動と作曲を行ったそうです。

1944年の今日、9月3日にオーストリアのバート・ガスタインにて75歳で死去しました。

お墓はウィーンの中央墓地にあるようですが、写真も見つけきれませんでした。

 

ドルドラは3つのオペレッタなど大作も作曲していますが、彼の作品の中で最も有名なのが、今日の曲で紹介する、ヴァイオリンとピアノのための《思い出》、他《幻影》、ピアノ五重奏のためのハンガリー舞曲《ヘイ ハイ!》などです。ボヘミア風の旋律とハンガリー風の旋律を混ぜ合わせ、「ハンガリー風に」表現したものだそうです。

 

 

それでは早速今日の曲、「ヴァイオリンとピアノのための《思い出》」です。

 

ドルドラ:「ヴァイオリンとピアノのための《思い出》」 (3分6秒)

/ フリッツ・クライスラー (Vn), カール・ラムソン (Pf)   (1928.2.2)

 

録音は古いんですが、クライスラーが弾くヴァイオリンの音色は今聴いてもとても生き生きしている気がします。

 

 

伴奏がピアノではなく管弦楽版も載せます。映像にチェコの風景のスケッチが出てきてきれいだったのでにやり 

 

ドルドラ:「ヴァイオリンとピアノのための《思い出》」  (3分33秒)

(演奏者、オケは不明)

 

 

フランティシェク・ドルドラ (1868-1944)