皆さま、今日もお元気で過ごせましたか?
私にとっての連休は今日で終わり。でも明日、明後日出勤したらまた週末なのでがんばります![]()
「今日はなんの日」のコーナーです。
出典は近藤憲一氏著の「365日のクラシック」という本で、それにプラスαで書いています。
今日、5月6日は・・・ 「ラジオ体操の日」 だそうです。
今日は、戦争のせいで一時中断されていたラジオ体操が、1951年(昭和26年)に再開された日だそうです(最初は「第一体操」のみ)。
これがクラシックとどうつながるのかというと、近藤氏によると、このラジオ体操の音楽を書いた人たちのほとんどがクラシック畑の作曲家なんだそう。
戦前は、福井直秋、橋本國彦、戦後は服部正、團伊玖磨などの顔ぶれです。
現在のラジオ体操第一を作曲したのが服部正氏、第二は團伊玖磨氏の作曲です。
服部正:1908-2008 團伊玖磨: 1924-2001
そして今の第一は1951年5月6日からの3代目、第二は1952年6月16日からの3代目の体操なんだそうです。 どちらももう半世紀以上続いてるんですね!![]()
戦前(1930年代)のラジオ体操 (毎日新聞社「昭和史 第7巻」より)
私も小学生の6年間、夏休みは近くの神社や公園などで、ラジオ体操第一・第二をやりました。毎朝上級生のお兄ちゃん、お姉ちゃんにはんこ
を押してもらうカードを首からぶらさげてましたが、今は紙のカードの代わりにスマホのデジタルスタンプを使うところもあるそうです。時代は変わりましたね~![]()
小学1年生のときはどうしても朝早く起きれなくて、夏休みの初日と最終日だけしか行けず、カードのはんこも2つのみでした
すると、夏休み明けの学級会で、クラスメートたちから「ななたろさんは、どおしてそんなにずるいんですかぁ~
」と吊るし上げに遭って、泣きながら謝った思い出があります![]()
なので2年生からは皆勤賞でラジオ体操に励みましたww
娘が小学生のときも、PTA役員やら地域委員などやってたせいで おかげで、6年間、夏休みは毎朝近所のたくさんの子どもたちと一緒に第一・第二をやりました。
そしたらですね、大人になってやるラジオ体操って、子供の時よりもきっつい!
身体の柔軟性が著しく低下してんですよね~。 ひとつの運動ごとに、「どっこいしょっ!
」とか「はっ!
」「ふっ!
」とか声が出ちゃうんですよねぇ![]()
でも今でも音楽が流れたら第一も第二も踊れる(?)自信あります![]()
ちなみに、夏休みのラジオ体操のときに流れる、”あた~らし~い朝がきた、希望の朝~だ♪”というおなじみの歌は、1956年(昭和31年)9月に発表された3代目で、作詞は藤原洸氏、作曲は藤山一郎氏です。
テレビでも毎日放送がありますよね。あれは指導する人の説明や実演は台本を見ずにされる一方で、放送時間が決まっていることから、ピアノ伴奏によって体操の時間を秒単位で調整したり、補助運動の伴奏をその場で考えることもあるそうです。なので、ピアノ伴奏者には即興演奏の技量が求められるそうです。
出典本の著者の近藤氏も毎日ラジオ体操をやっておられるそうで、日替わりのピアノの伴奏者によって微妙にメロディのニュアンスも変わる、と書いておられます(その違いが分かるってすごい)。
それでは今日は「ラジオ体操第一」を載せます・・・が、せっかくなので「令和のラジオ体操」と題したこちらの動画をどうぞ!(3分29秒)
体操は従来の第一と全くおんなじですが、BGMが洋楽で楽しくなります![]()
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しかも、かわいこちゃん(まりなちゃん)
が素敵な笑顔でやる気をアップさせてくれます![]()
ラジオ体操も本気で身体のすみずみまで動かすと、息が上がるくらいきついですよね。
おうちで過ごすことが多い昨今ですが、家でもできる体操やストレッチ、筋トレはとってもおススメです
私も普段通ってるジムが休館の今は家でやっています。
・・・ってクラシックとは関係なくなっちゃいましたね![]()
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