イラスト練習帳9 | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

今回は「大化改新」キャラです。


歴史人物が多いですが、フィクション人物も混ざっております。


「大化改新」は、主人公ってのが存在しておらず、蘇我物部側からの視点で描いているので、

藤原氏は政敵となります。

ご了承ください。





蘇我 入鹿


蘇我本宗家で、当時のトップ政治家。

ご存知の通り、暗殺されてしまうのですが、

彼が暗殺されていなければ、今の日本とは

また違った日本になっていたかもしれないとさえ

言われています。


「霖(ながあめ)」の入鹿とは、同一人物ですが

印象はちょっと違います。


「霖」の入鹿は、1400年生きてる状態なので、色々な経験がある分、性格に変化が起きてます。


蘇我のイメージカラーは青です。(私の中で)

イラストには、あんまり反映されてないけどw




物部 深江(ものべ ふかえ)


入鹿を「兄上」と呼んで慕う若者。

物部本宗家で外交官をやっている。

入鹿暗殺と共に深江も暗殺される。


フィクション人物です。

深江がいると、その後に出てくる物部系の登場人物が渋滞するので、入鹿暗殺と共に退場させた。


物部は私の中で勝手に、緑のイメージカラーです。




葛城白鶺鴒采女(かつらぎはくせきれいのうねめ)


通称ハク。フィクション人物。15歳。

入鹿の嫁として連れて来られた葛城氏の末娘。

最初は嫌そうにしていたが、入鹿のある一言で落ちたw

寵愛品として羽を1枚もらっており、これが後に物部氏に渡る。


姉は鵲姫(かささぎひめ)といって、2人とも鳥ちゃんの名前がついています。


本来、蘇我は物部から嫁をもらうのが通例なんですが、他の豪族も出したかったのでこうなりました。






蘇我 果安(そが かやす)


蘇我石川麻呂の弟で、赤兄の兄。

入鹿とは従兄弟の関係。

入鹿暗殺後、葛城に戻されていたハクを娶った。

その後、赤兄と共に大友側にスパイとして入り込む。

で、攻め込んできた高市皇子に後を託して、誓約(うけい)の業を背負って自害した。


誓約っつーのは、血判状みたいなもんです。

当時は、誓約を破ればそれ相応の天罰が降ると考えられていました。

(そりゃもう一族絶えます、くらいの)


果安は、家族を守るために、自分ひとりで業を背負って自害したわけです。


髪は後ろまとめなので、正面からは見えない。






大海人皇子(おおあまのみこ)


後の天武天皇です。

蘇我系です。漢皇子も彼を指します。

弟の中大兄皇子と大きな確執があり、それが蘇我物部と藤原氏の確執に繋がってゆく。


ちなみに天武天皇の時に、大きなトラフ地震が起きています。


「神が伊豆大島を作りかえた」と書かれており、どうやら2つだった島が、隆起して1つになったようです。スゴイネー。


トラフやばい。マジ来んな。





中大兄皇子(なかのおおえのみこ)


大海人皇子の弟ですが、父親が違います。

後の天智天皇です。

少し疎外感を感じていた彼に、鎌足が近づきます。

鎌足が接近してから、中大兄皇子が色々と行動に出始めています。


兄弟間の確執が強いあまり、母親が重祚(ちょうそ)する事になります。

(※2度天皇になるということ)


あ、かんざし描くの忘れた。

ドンマイw




中臣鎌足/藤原鎌足


その正体は、百済の皇子「豊彰(ほうしょう)」

蘇我・物部政権が、百済を見限った事で

入鹿暗殺を計画する。

恐ろしく頭の切れる人間です。


悪役は美形という法則で、美形設定。

だが、上手く描けんかった。スマンな。


そして私の中で、藤原氏のイメージカラーが紫なので、冠位の色とか無視して紫で描いてます。


「大化改新」描いてた時に、なぜかファンまでついていた。(約1名ほどw)





斉明天皇/皇極天皇


諸事情あって、2度天皇になっています。

大海人皇子や中大兄皇子の母親。

入鹿暗殺を目の当たりにした話がありますが、あれはウソです。

訃報に衝撃を受けたのは、間違いないとは思うが。


温泉が好き。

イメージカラーは橙色。


若すぎるとか言うな(笑)

年増が描けないだけなんだ。


前半は楽しく温泉に行ったりと平和な感じだが、入鹿暗殺から一気に暗雲立ち込めてシリアスな感じに。






蘇我 馬子


回想でしか出てこないですが、古代の大物政治家で、恐れ敬われる存在です。

一応、入鹿の祖父という設定にしていますが、

一説では、入鹿の父親ではないか?とも言われています。


三つ編みは飾りです。


馬子といえば、物部守屋との戦いなんぞ有名ですが、物部の書によると「守屋は、どうしようもないやつ」扱いされているので、

最後まで蘇我とタッグ組むのを嫌がった老害なのかもしれない。





最初の頃の絵よりマシだろうと思ってたけど、そうでもないような…


何か何度も見ると「え?何かズレてる…?」とか違和感を感じてくるのだが、これは私の目がどうかしてるのか、本当にズレてんのか…どっちなんだ…


自分の目が信用できない。



あ、でも明らかなのは、服のシワの迷走が永遠って事かね。

あと、髪をフワッとさせたいんだが、これもなぜか出来ん。


成長してねぇ。

いや、「出来ない」の間違いか。



続きます。