久しぶりに真備さん登場です。
真備「聞いてくれ。私、さっき退院したんだけどさ〜」
入鹿「は?さっき?」
真備「4時から仕事だから3時に退院して、ここにいる」
入鹿「どうしたんだ、一体」
真備「いや、なんかさ。一昨日の夜中に急にお腹痛くなって、凄い急に来たのよ、それが。
で、トイレ行ったら下血でさ。それが10分置きとかに起きるわけ。」
入鹿「ええ!?」
真備「これは病気だ!って瞬時に思ったんだけど、翌日仕事入ってたしどうしようもなくて」
入鹿「え、仕事したの?」
真備「そう、何とかやり遂げて…でももう限界でさー、でも病院休みじゃん?(※日曜日だった)
休日診療に電話しても出ないしさ。仕方ないからアレ…77何とかっていう…」
入鹿「ああ、救急車呼ぶかどうか迷ったらかけろ、みたいな」
真備「そうアレ。あっこにかけたの。で、症状をガーッと言ったら『救急車呼んでください』って言われてさ」
入鹿「マジか」
真備「でも私の家、マンションじゃん?」
入鹿「あー救急車来たら野次馬が!」
真備「そう!絶対野次馬来るじゃん?」
入鹿「それは嫌だ」
真備「しかも私、歩けないわけでもないんだよ、こう…半分かがみながらだけど歩けるんよ。
担架で運ばれるなら救急車やむ無し!って感じだけど」
入鹿「それはアレだな、歩いてるじゃんってなるな」
真備「なるだろ?だから、急患受け入れしてる病院聞いて、自分で電話して、自分の車に乗って…」
入鹿「ちょ、マジかw」
真備「痛えぇーってなりながらも運転して行ったんよね。」
入鹿「壮絶」
真備「マジ壮絶だったよ」
真備「そんで、病院行ったら『あーそれって虚血性腸炎ですね』って言われて」
入鹿「虚血性腸炎?」
真備「大腸の腸壁がただれて血が出るんだって」
入鹿「うえぇ!」
真備「5日入院しろって言われて」
入鹿「5日!?」
真備「でもさ、もう明日も仕事入ってんのに無理じゃん?入院出来ない仕事なんです!って言ったら、じゃあカメラ入れまーすって話になって…
麻酔なしで入れられて…」
入鹿「嫌だ!痛い!」
真備「凄いよ!お腹の中、ぐりんぐりんカメラ通るの!
で、見たら真っ赤になっててさ〜」
入鹿「ええー」
真備「で、絶対安静で、3日くらいは食べちゃダメで、点滴で栄養取るんだって。
何か虚血性腸炎の薬ってのは無いらしくて、腸って自分で治すらしいんだよね。」
入鹿「自力で治るのを待たなきゃならないんだ」
真備「そうそう、だから5日ほど安静なんだけど。
でも仕事あるし…っていうんで、今日が4時からだから、3時までなら入院できますって言って、即入院になったんだよ」
入鹿「壮絶」
真備「マジでそう」
真備「ここからがまた壮絶なんだけどさー、4人部屋だったんだけど、一緒の部屋のおばーちゃんが認知症でさー」
入鹿「w」
真備「めっちゃ叫ぶんよ。『おねーさーん!』とか『トイレー!』とか」
入鹿「うわー」
真備「挙句の果てに、私のとこのカーテン開けるし」
入鹿「めっちゃ怖い」
真備「すっごいビックリした」
真備「しかも歩いてきて目の前で転んでさ」
入鹿「ええ!?」
真備「私、ナースコールして、目の前で転んだんですけどー!って看護師さんに連絡して」
入鹿「やば」
真備「マジヤバいよ!看護師さん、凄いもん!全部サラッと対処するの!
私なんて終始ビビりまくりだよ!」
入鹿「ストレス溜まるなw」
真備「そうなんだよ。虚血性腸炎って、ストレスとかでなるらしいんだけどさ、入院してた方が余計ストレス溜まるわ!って思った。
5日も入院なんて無理。1時間くらいしか寝れなかったもん。
おばーちゃんたちはブツブツ何か言ってるし、ナースステーションの音とかめっちゃするし。」
入鹿「そんなうるさいんだ」
真備「うるさいとも言えんじゃん?」
真備「ちなみに虚血性腸炎って、突然なるらしいよ」
入鹿「マジで?」
真備「再発もしやすいらしい」
入鹿「最悪」
真備「でもさーストレスなんて自分で分からん事も多いじゃん?予防とか無理よね。」
入鹿「退院してきて大丈夫なのかよ」
真備「病院にいるよりマシ。それに点滴が結構効いてて、こうやって立って話してるだけでも奇跡なんよ。
最初の痛みが10だとしたら、今は5って感じ。」
入鹿「うーむ…」
そこに額田王さんが。
額田王「えー!真備、大丈夫なのー?」
真備「あの時よりマシ」
入鹿(あ、額田王は知ってるんだ)
真備「さっき退院してねー」
額田王「さっき??」
・
・
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額田王「いやいや、大丈夫じゃないじゃん!」
真備「とはいえ、私しか出来ないでしょう、この仕事」
額田王「そうだけど〜そこまでして…」
入鹿(そうだよなぁ…ここまで休めない、代わりがいないってのもどうかと…)
ちなみに真備は虚弱体質とかでもなく、生活習慣が悪いわけでもない。
ごく普通だ。
それが急にこうなるんだから、人体は怖い。
真備「お前はお前で、また刺身に当たってただろ。大海人から聞いたぞ」
入鹿「くっそ、大海人め、すぐ喋る」
真備「そこのスーパーの魚って、むしろ新鮮だろ。何で当たるんだろうな?」
入鹿「もしかしたら生魚に弱いのかもしれない」
真備「当たったらどうなるんだ?私は当たった事ないんだよね」
入鹿「1晩吐きまくる」
真備「最悪…」
入鹿「メンタルに凄いダメージが来る」
真備「まだ軽い方で良かったな…」
↑これ以降、刺身買ってない。
こないだ、ちぬ(クロダイ)が安価で手が伸びそうになったけど(ぐぬぬ)