海鳴 (165) | 暴走列車が通過中

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歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。


佐紀 「隼人っ どこまで行くの」


隼人 「吉備へ…行こう」


佐紀 「えっ 隼人そこ絶対行かないって」
隼人 「吉備津彦が、軍まとめてくれるなら かくまってもいいって言ってくれてな」


佐紀 「ヒノコさん、あれから見ないけど…」
隼人 「ヒノコは神武様についてるからな。ヤマトに残るんだろう」


隼人 「佐紀」
佐紀 「ん?」

隼人 「オレについてきて本当にいいのか?本来であれば君は」




佐紀 「息長豊佐紀姫はもういないの」

佐紀 「わたしは、ただの…『佐紀』よ」


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この時の神武は「始馭天下之天皇」とあり
ニギハヤヒの「御肇国天皇」とはニュアンスが少し違うとも言われる




当時のヤマトの中枢である纏向遺跡には
環濠や城柵などがなく、防御が欠落したもので
実際の神武は政治的な権力を持っていない、祭祀王であったと思われている。

その纏向から北へ行き
大和西大寺の少し北。
「佐紀古墳群」なるものが存在する。

神武の時代よりも100~150年後に作られた古墳群であるが
佐紀姫と関係があるかどうか定かではない。