海鳴 (144) | 暴走列車が通過中

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歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。


神武 「では、話の続きを」
雪加 「はい、えー… 忍坂へ進むにはやはり天香具山を制す必要があると思います」


雪加 「ここの土を取り、それで神器を作れば…従順者は増えますし、長脛彦や抵抗する軍に動揺はあるでしょう」
タワケ 「なるほど…まぁ天香具山は避けては通れまい」

雪加 「問題は、その天香具山が敵陣の真っただ中にあるということです。
よって、地元民に化けて行く必要があります。
ですから、顔を知られている方は行くことはできません」


雪加 「神武様、タワケ様は当然として、ヤマトに出入りした事のある方…
佐紀姫や吉備津彦、そして…私も、です」
タワケ 「じゃあもう行けるのは一人でしょ」


タワケ 「見ない顔だね。 君、行ったらどう?」


雪加 「…物部隼人か…確かにあなたはヤマトに居た事はない」

タワケ 「…物部隼人…?ああ、君が… …ふーん…」


隼人 「・・・?」

佐紀 「…」


神武 「…よし、では物部隼人に行ってもらう」

隼人 「―――はい」


佐紀 「…」

五十鈴 「―――?」