海鳴 (82) | 暴走列車が通過中

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歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

大和北側

 
岩長姫 「…はっ」

 

 
岩長姫 「なーんで、ここに武がいるのさ」

 
武 「岩長姫が息長の味方をするのは構わないけど…物部本宗家をつぶそうとするのは良くないね」

岩長姫 「今の本宗家が気にいらないだけさ。本宗家は隼人が継げばいいじゃないか」
タナ 「!」

 
タナ 「岩長姫…?」
岩長姫 「今の本宗家は調子に乗りすぎなんだよ。出雲をつぶして、自分たちが倭国の頂点に立ったつもりかい?」

 
岩長姫 「吉備津彦だって、付近の土着王を何人も襲って土地を奪ってきただろ?」
吉備津彦 「…」

 
ニニギ 「なるほど…隼人は『物部』には違いない。
だが、あいつは分家で出雲育ちだ。それが息長とつながれば近江と吉備と出雲がつながる」

岩長姫 「… …どーすんのさ」

 
岩長姫 「あんたも隼人は可愛がってただろ?今もあんたの命令を忠実に守ってる。そんな隼人を罰せるのかい?」
武 「…」

 
武 「別に私は隼人もあなたも罰する気はない。だが、それを聞いて大王(おおきみ)がどうするかは知らない」