海鳴 (19) | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

 
タナ 「いえ…山門の邸が火に包まれてからは、もう…」

タナ 「豊姫や武が退却できたのかどうかも分かりません。ただ…火から逃げるだけで精一杯で…」

 
タナ 「森の中を何日もさまよって…気が付いたらここの方々に保護されていました。近くの川辺で倒れていたそうですが、私はよく覚えていません」

 
タナ 「すみません、お力になれず…」

佐紀 「あっ、いいえ! タナさんも辛いのに思い出させてごめんなさい」

 
雨夜 「今回、この国への口利きをしてくれたのは彼なのですよ」

 
佐紀 「そうだったの…」
隼人 「…」

タナ 「条件はひとつ。この国から退避したい人を一緒に乗せて、紀の国まで行くこと。それだけです」


佐紀 「じゃあ、タナさんも一緒に来てくれるのね」

 
 タナ 「…」

 
 隼人 「!」