さすがに放っておけなくなった薩摩は、ついに桂に会って正式に話しあうことにした。
しかしなんと「西郷と小松が京都で待っているから来てくれ」というものだった。
当然ながら長州の中では、薩摩がそう言って呼び出しておいて桂を討つつもりだ!という声も上がった。
実際、それを聞いた坂本も驚いた。

坂本 「え――――――――――…それは無理じゃろう~…」

坂本 (長州は未だ朝敵のままじゃ…行動の自由もありゃせんし…桂さんは指名手配されちょる身…京都に潜行するなんざ危険すぎる…自由のきく西郷さんが訪ねるべきなのに…)

高杉 「行きゃーええじゃん!」

井上 「オレも晋作に同意だな。これを逃せば連合は永久に実現せんだろう。しなくてもいいがした方がえかろう?」
木戸 「…」
※このころ桂は木戸に名を変えていた

木戸 「よし、行こう」

そのころ…
高杉の元にある手紙が届いた。