幕末・CM(41) | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

$少数派で生きてます-311
蒼莉 「井上さん!?」

五郎 「聞多…半蔀(はじとみ)さんだぞ」
蒼莉 「!」
井上 「…」
$少数派で生きてます-312
井上 「…蒼莉か…ざまぁねぇな…」

五郎 「全身斬られて…五十針以上の縫合だったよ…」
蒼莉 「良かった…」
井上 「…?」
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蒼莉 「生きてて…良かった…」

井上 「…」
蒼莉 「あ、そうそう…高杉さんから伝言があって…」
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蒼莉 「井上さんを襲った円竜寺の連中なんですけど…どうやら宍戸さんから報告を受けたみたいです」
蒼莉 「井上さん…あの人に何か言いました?」
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井上 「…言ったなぁ…夜襲かけるって…ちっ…あいつか…」
蒼莉 (なんだ、わりと元気そうだな…)




それから1ヵ月後。
井上の元へ高杉がやってくる。
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高杉 「オレ…長州、脱藩(で)るわ」

井上 「は?」
高杉 「長州から脱出する」
井上 「は!?」
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高杉 「三度も言わすな」
井上 「どこに行くつもりだよ!こんな情勢で…」

井上 「…まさか…」
高杉 「さすがに察しがええなぁ…じゃけど…くれぐれも喋るなよ」
井上 「う」
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高杉 「すぐ戻ってくるけぇ。 で、蒼莉置いてくけぇ連絡係にでも使っちょき」
井上 「えっ!?お前一人で!?」
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高杉 「一人じゃないとできん事もあるじゃろ?じゃあな」

井上 「―――っ」




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蒼莉 「高杉さん…どこ行ったんでしょう」
井上 「おそらく九州だな…」

井上 「筑前や…肥前…小倉藩を味方につけようってことだろう…けど…」
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井上 「長州の今の事態を見て…他藩の勤王派が動けるとは思えんがな…」
蒼莉 「…」