『明治天皇の聖蹟を歩く【東日本編】【西日本編】』 | えにーの読書感想文

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読んだ本の説明や感想なんかを書いていきます。主にミステリーや歴史・皇室関係についてが多いと思います。
未読の本の内容を確認する際にも参考になれば幸いです。


​『明治天皇の聖蹟を歩く【西日本編】【東日本編】』
打越 孝明、KADOKAWA、2018年/2022年




天皇のお出ましは「行幸」と呼ばれ、行幸が連続すると「巡幸」になる。行幸・巡幸によって天皇がご滞在された場所や建物は「聖蹟」と呼称されるということで、明治天皇の聖蹟を写真付きで網羅されています。北は北海道から南は沖縄まで。



すごい数の聖蹟の写真と簡単な解説がメインなので、ここで文字で説明するより実際に本書を手にとってもらったらいいと思いますが、聖蹟にはだいたい記念碑が建てられていて、私も本書で紹介されていた聖蹟いくつかに足を運んでみました!

記念碑やどんな由来かの説明文があり、たいてい公園なので、ふつうに遊びに行ったりのんびりしに行ったりできる場所が多いですね。



慶応の時代までは天皇の行幸は稀でしたが、明治になる頃には交通網も発達していき、行幸はしやすくなってきたのでしょうね。

私も平成の時代に皇居勤労奉仕に参加して、現在の上皇上皇后両陛下や今上陛下から間近で御会釈を賜った経験がありますが、あのオーラ?雰囲気?はほんと神聖なもので言葉では言い表せないですねぇ。

このパンデミックも乗り越えて、また行幸や一般参賀が再開され、お目にかかれたら幸いです。