『虚像のアラベスク』 | えにーの読書感想文

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読んだ本の説明や感想なんかを書いていきます。主にミステリーや歴史・皇室関係についてが多いと思います。
未読の本の内容を確認する際にも参考になれば幸いです。


​『虚像のアラベスク』
深水黎一郎、角川文庫、2021年




名門バレエ団に、創立15周年記念公演を中止にしろという脅迫状が届いた。中止にしなければ舞台上でとんでもないことが起こると警告してきたのだ。

この舞台を観覧にし来る要人の警護のため、警備にあたる海埜警部補は甥の〝芸術探偵〟神泉寺 瞬一郎に協力を仰ぐ。

そして迎えた公演当日。海埜や瞬一郎が見守る中、舞台上で起こった光景とは。

(『ドンキホーテ・アラベスク』)


倒れた重いタンスの下で息絶えていた男の謎と、史上最悪のホワイダニットの謎に迫る『グラン・パ・ド・ドゥ』の2編を収録。




   



芸術探偵シリーズ。
お次はバレエです。


しかし詳しく知りませんでしたが、バレエというのは人間の肉体を、極限まで使い込んで魅せる芸術なのですね。解剖学に則った鍛錬を積み、骨の向きすら変えているとのこと。これは、バレエを見る目が変わりますねー。


もう一つの話は、何というか笑

ネタバレせずには触れられないので、今回はパスで!