わたしが美容院に行くのは


あなたの為でもあるのに、


『 短くなったね~ 』


とは言ってくれても


可愛いね、似合うよ、


とはなかなか聞けない。





褒めるのは得意じゃないし


女の人が喜ぶことを解っていない


不器用なあなたが嫌いじゃないけれど。





たまには言ってくれてもいいんだけどな ^^








身体の割に少し細い肩に


そっと腕をまわせば、


洗いたてのシャンプーの匂いに


心洗われる。





今日払いそびれた公共料金、


パンクしちゃった自転車のこと、


仕事で上手くいかなかったことも


なぜかどうでもよくなってる。





あぁ、今日も一日生きていた。


こうしてここにあなたが居る。





わたしの腕の中に


なぜかすっぽり収まるあなたを


ずっとこのまま


離したくない。


いつまでも忘れたくない。











いつかはあなたの子供を


この手に抱けたらなぁ・・・


そんな日が本当に来るのだろうか。


今は二人で居る事が当たり前で


想像もつかないけれど。





あなたに100パーセント似てほしい。


私より高くて伸びた鼻も


パッチリ日本人離れした瞳も


ポジティブすぎるその性格も


白く透き通るような肌も


細くて真っ直ぐな髪質も


運動神経が抜群に良いところだって


人の良いところを見られる大きな心も


全部ぜ~んぶ


あなたに似てほしい。





あなたがもう一人増えたら


それって幸せが二倍 !!


もう最高じゃない ?





いつか、


いつかきっと会えるんだよね。









人の一生は一瞬で儚いものだと


無性に寂しくなったとき、


険しい道を避け楽をしている


ずる賢い自分に気付いたとき、


苦労している他人を見て憐れんでいる


恐い自分に出会ったとき、


あなたの存在に急に救われた気持ちになる。





何を相談するわけでもない、


あなたに何を言われる訳でもないけれど、


こんなわたしでも生きていていいのだと


許されているような気がする。


そう、ただ隣にいて


いつもと変わらない会話をするだけなのに。





あなたに笑いかけられると


自分が全うな人間であるように想う。


清らかでクリアなもう一人の私を


呼び起こしてくれる。


だからそれでいいのだ、と。


わたしはあなたに何度も救われている。




10年ほど前から泣かされている腰痛と


毎晩仕事終わりに来る足の痛みの


ダブルパンチで、


昨日は帰ってお風呂に入るだけで


精いっぱいだった。





『 明日はお弁当お休みさせてもらうね、


先に寝てるよ 』 のメールに


” いいよ ^^ いつもありがとう ”


の返信 ・・・


たったそれだけの言葉に


目も心も奪われて


しばらく動くことができなかった。





朝のご飯も


寝てていいからって言って


自分で用意して食べてくれた。





必要以上の言葉は要らない


見せかけの優しさも要らない。


大げさに心配したりせずに


行動で示してくれるあなたの優しさは、


偉大で男らしい。





そんなあなただから


ありがとう、って感謝の気持ちを


真面目な顔して伝えても、


きっと恥ずかしそうに


は~いって冗談ぽく笑うだけ。


見返りは決して求めていないから。





あなたには感謝することばかり。


素直にありがとう、


どうしたら伝わるんだろう。